前もブログで紹介したとおり
金曜日、今日は短距離のはずだったので
「今日は長距離やらないから楽ジャン」とみんな油断していた
しかし
玄関の前に先生のプリウスが止まっていることに
気づいたときはもうおそかった
先生は俺たちに向かって
※「南部山!」と叫んだ
全員、サブバックをプリウスに
投げ入れる
そして、先生の「スタート」の声で
一斉に走り出した
そして坂を下り終わったとき
俺の脚に異変がおこった
右のふくらはぎを攣ったのだ
どんどん後輩に、こされていく
中には笑ってバカにしている奴もいる
あとでシバこうと思うのだが
攣った自分が悪い
たぶん自分が後輩の立場だったら
迷わず笑っていただろう
俺は立ち止まってストレッチをしようと思い
試みた。でも痛くて無理だった
それから何分かそこに立ち尽くしていた
そしたらだいぶ良くなってきたので
走り出した。
しかし
前には誰もいない
どれだけ差をつけられたのだろうか
目を細めて遠くを見つめる・・・
見つからない
でも走らなければならない
と、思い走り始めようとした
だが俺の足は止まった
赤信号だったのだ
なぜ人がやる気を出した時に限って
こうも赤信号なのだろうか
別に車が来てなければ
渡ったのだが
なぜかこのときに限って
車が何台も通り過ぎる
しかも、渡れるか渡れないかの
微妙な車間距離でだ![]()
とても迷惑だ
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この真ん中の車がもっと詰めれば
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行けるじゃないか
そう思っていたら
信号は赤から青になり
俺は走り始めた
それからは特に何事もなく
ゴールした
でも、こんなことがあったことを知らないのだから
先生は俺にどなりつける
はいといいえでしか答えられない説教なので
言い訳もできない
許してほしいんじゃないけど
言い訳くらいはさせてほしい
しかし
言い訳をする前に
説教は終わった
と同時に
休憩も終わった
みんなは休憩を十分に取れただろう
しかし
俺は休憩をしていない
みんなは説教されてるとき休めただろ
というが
俺はそう思わない
たしかに
体の疲れは少しとれたかもしれえない
でも
精神的な疲れはとれたと思えない
逆に疲れたと思う
でもここまで来たのだから
当然帰らなければならない
それもまた走ってだ
あまり回復していないのだが
仕方ないので
横1列に並ぶ
「スタート」の声
みんな一斉に走り出した
今回は頑張ろうと思い一生懸命走った
途中で後ろに何人いるかなあと思い振り向くと
なんか両手を広げて
飛行機みたいな走り方をしている奴らがいた
小学生かと思ったら
うちのジャージを着ている
けっこう離れていたが雰囲気で分かった
相馬さんだ
今3年生の先輩だが
はっきり言って練習の時はほとんどやる気がない
特に長距離の時だ
短距離は喜んでやるが
長距離はどうも苦手らしい
だが氷に乗ると別人のように
真面目になる
それに後輩にも優しいので
周りからは人気がある
でも練習中なので
俺は無視して先を走った
帰りは上り坂が短いせいかとても楽だった
けっこう順位も悪くなかった
でも、あのふざけている奴らに勝ってもうれしくない
正直、まじめなあいつらに勝ったことはない
俺は長距離が苦手だ
すっげースタミナがない
ってわけではないが
みんなみたいにすごく疲れるまで本気で走るのが無理なのだ
疲れるとペースを落とし
楽に楽に走ろうとするからだ
だから最後はダッシュする力がいつも残っている
だから長距離で人を抜くときはほとんど最後だ
ここを直したい
もっと一生懸命走って
終わった後、話せないくらい本気で走れるようになりたい
今日はそれができそうだったが
脚の攣りと赤信号のせいで
できなかった
これは言い訳かもしれない
けれども
この言い訳は先生にできなかった分の
言い訳だと思って許してほしい
これが最後の言い訳になるといい
そう思う
※南部山・・・学校から5㎞離れたところにある
運動公園のこと