お金を増やすプチ物語 その2 | 天使

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前回の物語の続きです。


ここから見た場合は最初にこちらを

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お金を増やすプチ物語 その1

 



「う~ん、そうねぇ、でもこれを食べてしまったら、
甘い香りもこの実をもなくなってしまうのよ。
なんだか、もったいないわ」


二人はどうしたら良いものかと真剣に考えました。

 

考えた末、結局その日はその場に置いて、
赤い実の匂いや姿を楽しむことにしたのでした。

 


そして次の日の朝・・・

 

昨日と同じように二人は大きな木の下に行き、
赤く熟した実をぼんやりと眺めていました。

 

とその時です。

ふと二人の心の中にある情景が浮かび上がりました。



 

それは・・・

今眺めている赤い実のたくさんなっている木が、
ぽんたときなこの目の前に現われました。


そしてその赤く熟した実を、
おなかいっぱい食べている二人の姿がそこにはあったのです。

 

ふと我に帰ったぽんたときなこは思いました。 


どうすれば、この実をたくさんに増やせるかな?と・・・


食べてしまえばなくなってしまうし、
かといって食べずにとっておいても、
いつかは腐ってなくなってしまう。


はて・・どうしたものかと・・・


 


一日中、二人は考えました。


夕方になって遠くのほうで、
コーギーの“ろろ”が楽しそうにあるものを撒いていました。


なんだろう?と思って近づいていくと、
なにやらニコニコしながら歌っているではありませんか・・・。

 

「幸せの実~はおいしかったなぁ~☆
来年もま~た、食べたいな~☆
今度はな~んこ食べられるかな??」

 

興味をもったぽんたときなこは、
ろろの所に近づくと今の歌はなんだったの?と聞きました。

 

そうすると、ろろは言いました。

 

続く・・・

 

お金を増やすプチ物語 その3