今年も終わりますね!
ということで自分の中での今年の映画のベストを選出したいと思います。
映画ばっかですみませんね。格付け大好きなんです。
ちなみに今年鑑賞した映画は再見も含めて285本。内旧作含め劇場鑑賞は96本。
どうせなら100本超えたかった!笑
ではでは、さっそく!
日本映画ベストテン
①めめめのくらげ
②舟を編む
③映画 鈴木先生
④かぐや姫の物語
⑤箱入り息子の恋
⑥風立ちぬ
⑦横道世之介
⑧暗闇から手を伸ばせ
⑨地獄でなぜ悪い
⑩RETURN(ハードバージョン)
次点:ばしゃ馬さんとビックマウス
外国映画ベストテン
①インポッシブル
②クロニクル
③ゼロ・グラビティ
④クラウド アトラス
⑤きっと、うまくいく
⑥紙ひこうき
⑦パシフィック・リム
⑧キャビン
⑨グランド・イリュージョン
⑩アンコール!!
次点:パラノーマン ブライス・ホローの謎
総合ベストテン
①めめめのくらげ
②インポッシブル
③クロニクル
④舟を編む
⑤ゼロ・グラビティ
⑥映画 鈴木先生
⑦かぐや姫の物語
⑧クラウド アトラス
⑨箱入り息子の恋
⑩風立ちぬ
でーん!
ざっとこんな感じになりました!
いかがでしょうか?
さらに一つ一つ振り返ってみます。
邦画!
①めめめのくらげ
もうこの予告編だけで泣いてしまうw
興行的、世間の評価的にはあまり良くないですこの映画。
でもね、僕はこの映画大好きです。本当に。
直球過ぎるくらい超ど直球のジュブナイルに男の子の夢がこれでもかってくらい詰まってる。
色彩鮮やかで見事なまでのCGと融合した映像もだけど何もかもがキラキラ輝いてる。
もう「好き」としか語れない。
ここまでストレートに友情を描かれるとちょっとした突込みどころとかどうでもいい。こちらもストレートにその純粋すぎる友情に感動するのが一番。
これを子供騙しと一言で片付ける人がいるのもわかる。
確かに、これを子供の頃に観れば全力で騙され生涯ベスト映画として一生大切にしていくと思う。
心底この映画を等身大の同世代の目線で観られる今の子供達が羨ましい。
愛おしいくらげ坊。
「学校の怪談」シリーズのようないつか自分の子供にも観せたい愛すべき映画。
②舟を編む
こちらは純粋で真面目で不器用だけど憎めない大人達の仕事、恋愛、半生を描いた傑作。
最初は辞書作りという珍しいテーマに惹かれるものの、気づけば主人公・馬締(松田龍平)をはじめ宮崎あおい、オダギリジョー、小林薫と人物そのものの魅力にどんどんと惹きこまれていました。
キャストが素晴らしい。馬締は松田龍平でなければ有りあえない。そしてその馬締を支える人々の温かいまなざし。この安定したキャストだからこの穏やかで素朴な時間を楽しめた。
不器用で笑っちゃうんだけど言葉を追い続ける馬締の半生には確かに熱いものがあり、静かに心の中も熱く感動し、幸せになれます。
時代劇じゃなくてもとても日本らしい映画。
もっと世界に誇っていい。
③映画 鈴木先生
ドラマも予告もまったく観ずに臨みました。
なので鈴木先生のこれまでの青春ものにはない教育方針、生徒達との触れ合い方はとても面白く、そして一番はそんな鈴木先生の下育った生徒の行動に教師と共に驚くばかりでした。
でもその理由や原因も学校社会だけでなく社会が抱えてるものだったりする。
白と黒だけじゃない。グレーもあっていい。という第三の選択にも納得。
教育とは、青春映画とはこうであるべき!という形を打ち壊しながらも、映画的な盛り上がりもあり最後には希望ある爽やかな締めくくり。
そのままドラマもすぐに観始めどハマリしたのは言うまでもありません笑
金八第5シリーズ観てた人にはさらにお勧めしたい。兼末健次郎が帰ってきた!
④かぐや姫の物語
この映画の素晴らしさを言葉で表すほどの語彙力がないです。
日本最古、いまだに生きて語り継がれてる物語に、生きた映像、音、原作ではなかった生きた人間の仕草、今を生きる技術が結集してとんでもない力の作品になってます。
細かい登場人物への不満とかは置いておいてさ、感じ取ればいいと思います。
そんなことより予告編で使われてる「姫の犯した"罪と罰"」とはなんだったのか、原作にない捨丸兄ちゃんの存在によって何を伝えたかったのか、そういう考えられることがたくさんあるんだから。
これだけ生きる力の漲った作品を78歳のじいさんが作り上げたとは本当に信じられないです。
観終わった後、しばらく打ちのめされてた。
でも一番好きなのはうり坊と戯れたり、蜘蛛と戯れ一気に成長する前半の幼少期のシーン。小難しいことはいい。可愛い。
⑤箱入り息子の恋
こんなにピュアで笑えてドキドキできて優しいけど切ない恋愛映画そうそうないよ!
応援したくなります。心から二人の幸せを願いたくなります。
職場の同僚も言ってた。「夏帆史上最高に可愛い」って。同感!!!
星野源もぼーっとしているようで芯は凄く熱い人間なんだよね。夏帆の気持ちをしっかり理解した上で愛してる。初恋なのに!悔しいけどお似合いだ!
あとにも先にもこんなに吉野家で泣かしてくる映画はないんじゃないか。
まっすぐで可愛らしい純愛に久々に心がときめいた。
⑥風立ちぬ
激動の時代でも、そこで生きていたのは人間、根は同じ日本人なんだよね。
戦争で愛する人と別れる辛さを描くのも良いと思う。
でもこうして恵まれない時代でも、傍から見れば不幸せな運命でも、二人にとっての幸せを見つけ選ぶ堀越夫妻に二回とも涙が止まりませんでした。
こんな傑作を年に2本も送り出すジブリの本気。すごい。当然2本ともランクインです。
⑦横道世之介
高良健吾演じる横道世之介のお人好しでバカ明るくて人懐っこくて、思い出すといつも笑顔で、そんな主人公の人柄で魅せる160分。全く飽きなかったしいっぱい笑ってほっこりしました。
観ているこっちも世之介と青春時代を共にしたみたいで、本編にない思い出があるような気さえする。映画の中の人間なのに、まるでスクリーンからひょこっとあの笑顔でこちらを覗いてるような。
離れてしまっても、ふと思い出してクスッと笑ってしまう、そんな彼みたいな人間になりたいし素敵な人生送りたい。
唯一残念なのが舞台となってる80年代を僕が知らないということ!
⑧暗闇から手を伸ばせ
障害者専門のデリバリーヘルス。テーマはとても重いのに爽やかでこんなに優しいなんて。
当たり前の事だけど、障害者である前に一人の人間。
それを自然と為しているデリヘル嬢を小泉麻耶が好演。サバサバしていながらどこか母性が滲み出てるような。津田寛治も相変わらずの味のあるいい役。
あと何と言っても転校生(活動休止しちゃったけど)の歌う主題歌「爆音ヘッドフォン」が沁みる。
あまり人に勧めづらいとこもありますが、お客さんの「友達になってください」って台詞や最後の一歩踏み出し歩く後ろ姿など素敵なシーンがいっぱいの青春映画。
⑨地獄でなぜ悪い
笑った!痛快!
クライマックスまでちょっと焦れったかったが、キャストもスタッフも楽しみながら全力での血祭りは文句なし!
どのキャラも引き立ってて、絶対に関わりたくないものの、自分も星野源みたいに巻き込まれてみたいような気も少し。二階堂ふみに惚れたい。
いい意味で勢いしかない!ただ面白い!!
⑩RETURN(ハードバージョン)
僕の大好きな伝説のロードムービー「KAMIKAZE TAXI」を原田眞人監督がセルフリメイクという形で挑んだ今作。
本当は役所広司演じる寒竹さんをまた主演に続編として撮りたかったそうだが、スケジュールの都合椎名桔平を据えて配信ドラマとして撮られたものを更に劇場版に…というちょっとややこしい経緯。
それでも椎名桔平、水川あさみ、山本裕典の命狙われてるのに温泉行ったりどこか呑気な逃避行は前作と重なるし、
何よりOPでまたあのケーナの音色が聴けただけでも大満足!鳥肌立っちゃいました。
追う側の土屋アンナ、キムラ緑子、赤間麻里子ら"狂犬三姉妹"の威勢のいい吠えっぷり、噛みつきっぷりも見事。この三人だけでも観る価値あり。
みんな物凄くかっこいいんだ!
そんなバイオレンス映画だけど印象に残るのはバイオレンス以外の、原田監督のお得意の笑っちゃうようなやり取り。
アウトレイジみたいなの期待するとラストで腰抜かします。笑
続いて洋画!
①インポッシブル
今年一番泣いた映画。
2回観たんだけど2回目なんか半分以上タオルで目頭抑えてた。
日本人の傷を抉るような津波のシーンは目を背けたくなるけどその先にあるはずの家族5人で迎える奇跡的なラストを信じて。家族の絆と愛に全編涙。
特にナオミ・ワッツの母の強さと愛情には脱帽。
またベネット一家と名前も知らない人々が助け合い見せる笑顔や涙一つ一つに心揺さぶられます。
洋画でぶっちぎりのベスト。
②クロニクル
デフレしつつあるPOVに斬新な手法を取り込み、大友克洋の「AKIRA」を最大級にリスペクトしたようなストーリー。最高でした。
低予算で大ヒットという煽りに、映像的にはそこまで派手ではないと思っていたらクライマックスで派手にやらかすことやらかすこと!
使うべきところへ存分に予算をぶち込んだんだろうな。高揚感がハンパないです。
しかし少年の悲痛な叫びが痛烈。
③ゼロ・グラビティ
話題沸騰ですね。
3D映画の革命的な映画として何十年も語り継がれると思います。
鑑賞というより体感。90分という短い時間が、本当に宇宙に行ってきたかのような、余韻というより疲れがずっしり残ります。
3Dで物体が観客目掛けて飛び出してくるのはよくあるが、本気で目を背けちゃったのは初めてかも。
派手な映像だけでなく、無音で果てのない空間で漂流し誰にも知られる死が近づいてくる恐怖も、人も星屑のようなドン引きの画だったり、必死に何かに捕まろうともがけど流されて行く主観などあらゆる手法で巧みに描いてます。宇宙本当に怖い。
それだけにサンドラ・ブロックが恐怖と娘への気持ちを吐露するシーンでは思いっきり感情移入してしまいました。
ラストも祈るように、食い入るように。
初めてのIMAXがこの映画で良かった。
④クラウド アトラス
衝撃的な映画でした。
何千年にも及ぶ時代、世界、ジャンルを飛び越えて様々なドラマが入り混じり繋がり"命"というテーマに壮大に帰結していく。
本当に何なんだこの映画は。
説明もカテゴライズも出来ない。
めまぐるしく舞台が移り変わるので全ては消化しきれません。しかし170分脳内はフル回転絶えずアドレナリンを分泌してるかのように興奮と感動のしっぱなしでした。
キャストも凄いことになってます。同じ役者が前世だったり何度も違うパートで登場するんだけど、説明されないと絶対分からないような特殊メイクだったり。性別すら変わってる人も。
それを知った上でまた劇場で観たい。
⑤きっと、うまくいく
たのしー!!!!
観終わった後大声で叫びたくなりました。
インド映画、いいじゃない!
満席の劇場が一体となって笑い声をあげていました。特に隣のお姉さん。ゲラゲラ笑ってた。
今年一番幸せな環境だったんじゃないかな。
脚本がお見事です。クライマックスには思わず唸っちゃった。
素直に心から笑えます。素敵だぞインド。
⑥紙ひこうき
えっと、入れていいのか迷ったんですけどあの感動は忘れられないので入れちゃいました。
「シュガー・ラッシュ」と同時上映された短編アニメーションです。
可愛いディズニーの世界観にみずみずしい恋愛、勇気付けられる展開にたった7分なのにシュガー・ラッシュ以上に感動してしまいました。
純度が高い。彼女と観たい。欲しい。
⑦パシフィック・リム
今更何も言うことない。
これだけ全世界の少年の心を持つ人々を熱狂させたんだから。
僕もその中の一人ってことです。
⑧キャビン
わー!!!祭りだーーー!!!!!
⑨グランド・イリュージョン
心を鷲掴みにされました。
まるでルパンのように完璧で鮮やかで華やかでスタイリッシュな4人に魅了されました。
心躍るとはまさにこのこと。
気持ちがいいくらいに翻弄され騙される。
そんな魔法のような時間が終わって欲しくないと思った。
⑩アンコール!!
シンプル!笑って泣けるという言葉がぴったり。
この予告を観て想像した映画そのままだと思いますよ。いい意味で期待を裏切らない。
彼らが唄う歌もどれも素晴らしい。
美味しいお酒が合いそうだなぁ。
ここで褒めてばかりなのも嫌なのでワーストも選びますw
ワースト3
①生贄のジレンマ
②絶叫学級
③ホーリー・モーターズ
①生贄のジレンマ
高校卒業の朝、突然始まったゲーム。
制限時間以内にクラスの中から生贄を出さなければクラス全員死亡。
全3部作、計240分の果てにたどり着く真相…
時間返せ。
4時間かけてこの薄っぺらさは何だ。馬鹿にしてんのか。
いや、100分くらいなら全然構わない質なんだよ。とんでもないオチもご愛嬌として笑って許せる。
でもお前、これ4時間もかけて観る側の気持ちになれよ…
あとヒロインが全く魅力的じゃない。顔は可愛いのに苛立ちしか感じない。
4クラスの生徒の数だけ、各々考え行動する。
残された時間を恋人と静かに過ごす者、クラスメイトの為に自ら生贄になろうとする者や、リスクを冒しながらもゲームからの脱出する術を探す者…
そんな中彼女はただ「こんなのおかしいよ!」と喚くだけ。本当に喚くだけ。
生贄を名乗り出た生徒に対しても「やめてよ!こんなゲームに乗っちゃだめだよ!」と。開 始 3 時 間 で !!!
黙れよ。何もヒロインらしい行動しねーくせに。主人公にすら相手にされてないじゃんかお前。
あー思い出したらイライラする!
なんでベスト映画より長文なってんだよ!!
②絶叫学級
こちらは特にありません。
純粋につまらなかったです。
これ怖いと思って作ってる?
ドヤ顔で「本当に怖いのは幽霊じゃなくて人間です」みたいな感じ?
怖くねーから。強いて言えば栗原類が気持ち悪くてぞくっとしたよ。
③ホーリー・モーターズ
分からなかった。
Twitterなどではベストテンに挙げてる人が何人もいるが、分からなかった。
確かに映画全体から狂気地味ている程の熱意と力強さは伝わってくるんだけど。
全く、分からなかった。
断片だと感心してしまうシーンもあるんだが。アコーディオンの演奏シーンには鳥肌立ったし。
ほとんど寝てた。
てな感じです。
今年は洋画もたくさん観れたぞ!
10本どれも大好きな映画を選ぶことが出来た!!
というより今年は洋画の方が勢いあったような気がする。これぞ映画!と言える大作が多かったですよね。
あと名画座もたくさん行った。
古い映画とスクリーンで、フィルムで出逢ったり再会する感動はたまりませんね。
せっかくなので今年は劇場で観た旧作のベストテンも選んじゃいます。
旧作ベストテン
①蛇の道
②GONIN
③黒部の太陽
④ヘヴンズストーリー
⑤虹色ほたる 永遠の夏休み
⑥クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
⑦七子の妖気
⑧バック・トゥ・ザ・フューチャー
⑨緑子/MIDORI-KO
⑩ニュー・シネマ・パラダイス
①の「蛇の道」が断トツの破壊力でした。
こんな化物のような傑作がDVD廃盤、新宿渋谷のTSUTAYAしかVHS置いてないなんて…
これまで知らなかった哀川翔の狂気に戦慄した。いや、全然怒鳴ったりしないんだよ?
まるで空洞の怪物みたいなの。何考えてるか分からない。人間じゃないような底知れぬ恐ろしさ。
来年は量より質。
一つの映画から多くを感じ取れるようになりたい。
語れるより前に、感じる。
上辺の面白さだけじゃなく、テーマや作り手の意図するものを汲み取り、そこから更に自分の思想にまで発展するくらいになりたい。
だから一本観たらそれについて拙くてもいっぱい語る。
そんなの学生の時に意識しろよって話ですが、なんか仕事とか夢は置いといて、Twitterとか見てると同じ映画観てるのにこうも違うのかと恥ずかしくなっちゃって。
年齢や経験、語彙力の差もあるんだけどさ。
別にペラペラ偉そうに語りたいんじゃなくて、自分の心の中で昇華するだけでも全然いいんだけど、何とか感受性を高める為に。
なかなかどうして難しいですが、楽しむという前提は忘れず。
来年もよろしくお願いします!!!
ということで自分の中での今年の映画のベストを選出したいと思います。
映画ばっかですみませんね。格付け大好きなんです。
ちなみに今年鑑賞した映画は再見も含めて285本。内旧作含め劇場鑑賞は96本。
どうせなら100本超えたかった!笑
ではでは、さっそく!
日本映画ベストテン
①めめめのくらげ
②舟を編む
③映画 鈴木先生
④かぐや姫の物語
⑤箱入り息子の恋
⑥風立ちぬ
⑦横道世之介
⑧暗闇から手を伸ばせ
⑨地獄でなぜ悪い
⑩RETURN(ハードバージョン)
次点:ばしゃ馬さんとビックマウス
外国映画ベストテン
①インポッシブル
②クロニクル
③ゼロ・グラビティ
④クラウド アトラス
⑤きっと、うまくいく
⑥紙ひこうき
⑦パシフィック・リム
⑧キャビン
⑨グランド・イリュージョン
⑩アンコール!!
次点:パラノーマン ブライス・ホローの謎
総合ベストテン
①めめめのくらげ
②インポッシブル
③クロニクル
④舟を編む
⑤ゼロ・グラビティ
⑥映画 鈴木先生
⑦かぐや姫の物語
⑧クラウド アトラス
⑨箱入り息子の恋
⑩風立ちぬ
でーん!
ざっとこんな感じになりました!
いかがでしょうか?
さらに一つ一つ振り返ってみます。
邦画!
①めめめのくらげ
もうこの予告編だけで泣いてしまうw
興行的、世間の評価的にはあまり良くないですこの映画。
でもね、僕はこの映画大好きです。本当に。
直球過ぎるくらい超ど直球のジュブナイルに男の子の夢がこれでもかってくらい詰まってる。
色彩鮮やかで見事なまでのCGと融合した映像もだけど何もかもがキラキラ輝いてる。
もう「好き」としか語れない。
ここまでストレートに友情を描かれるとちょっとした突込みどころとかどうでもいい。こちらもストレートにその純粋すぎる友情に感動するのが一番。
これを子供騙しと一言で片付ける人がいるのもわかる。
確かに、これを子供の頃に観れば全力で騙され生涯ベスト映画として一生大切にしていくと思う。
心底この映画を等身大の同世代の目線で観られる今の子供達が羨ましい。
愛おしいくらげ坊。
「学校の怪談」シリーズのようないつか自分の子供にも観せたい愛すべき映画。
②舟を編む
こちらは純粋で真面目で不器用だけど憎めない大人達の仕事、恋愛、半生を描いた傑作。
最初は辞書作りという珍しいテーマに惹かれるものの、気づけば主人公・馬締(松田龍平)をはじめ宮崎あおい、オダギリジョー、小林薫と人物そのものの魅力にどんどんと惹きこまれていました。
キャストが素晴らしい。馬締は松田龍平でなければ有りあえない。そしてその馬締を支える人々の温かいまなざし。この安定したキャストだからこの穏やかで素朴な時間を楽しめた。
不器用で笑っちゃうんだけど言葉を追い続ける馬締の半生には確かに熱いものがあり、静かに心の中も熱く感動し、幸せになれます。
時代劇じゃなくてもとても日本らしい映画。
もっと世界に誇っていい。
③映画 鈴木先生
ドラマも予告もまったく観ずに臨みました。
なので鈴木先生のこれまでの青春ものにはない教育方針、生徒達との触れ合い方はとても面白く、そして一番はそんな鈴木先生の下育った生徒の行動に教師と共に驚くばかりでした。
でもその理由や原因も学校社会だけでなく社会が抱えてるものだったりする。
白と黒だけじゃない。グレーもあっていい。という第三の選択にも納得。
教育とは、青春映画とはこうであるべき!という形を打ち壊しながらも、映画的な盛り上がりもあり最後には希望ある爽やかな締めくくり。
そのままドラマもすぐに観始めどハマリしたのは言うまでもありません笑
金八第5シリーズ観てた人にはさらにお勧めしたい。兼末健次郎が帰ってきた!
④かぐや姫の物語
この映画の素晴らしさを言葉で表すほどの語彙力がないです。
日本最古、いまだに生きて語り継がれてる物語に、生きた映像、音、原作ではなかった生きた人間の仕草、今を生きる技術が結集してとんでもない力の作品になってます。
細かい登場人物への不満とかは置いておいてさ、感じ取ればいいと思います。
そんなことより予告編で使われてる「姫の犯した"罪と罰"」とはなんだったのか、原作にない捨丸兄ちゃんの存在によって何を伝えたかったのか、そういう考えられることがたくさんあるんだから。
これだけ生きる力の漲った作品を78歳のじいさんが作り上げたとは本当に信じられないです。
観終わった後、しばらく打ちのめされてた。
でも一番好きなのはうり坊と戯れたり、蜘蛛と戯れ一気に成長する前半の幼少期のシーン。小難しいことはいい。可愛い。
⑤箱入り息子の恋
こんなにピュアで笑えてドキドキできて優しいけど切ない恋愛映画そうそうないよ!
応援したくなります。心から二人の幸せを願いたくなります。
職場の同僚も言ってた。「夏帆史上最高に可愛い」って。同感!!!
星野源もぼーっとしているようで芯は凄く熱い人間なんだよね。夏帆の気持ちをしっかり理解した上で愛してる。初恋なのに!悔しいけどお似合いだ!
あとにも先にもこんなに吉野家で泣かしてくる映画はないんじゃないか。
まっすぐで可愛らしい純愛に久々に心がときめいた。
⑥風立ちぬ
激動の時代でも、そこで生きていたのは人間、根は同じ日本人なんだよね。
戦争で愛する人と別れる辛さを描くのも良いと思う。
でもこうして恵まれない時代でも、傍から見れば不幸せな運命でも、二人にとっての幸せを見つけ選ぶ堀越夫妻に二回とも涙が止まりませんでした。
こんな傑作を年に2本も送り出すジブリの本気。すごい。当然2本ともランクインです。
⑦横道世之介
高良健吾演じる横道世之介のお人好しでバカ明るくて人懐っこくて、思い出すといつも笑顔で、そんな主人公の人柄で魅せる160分。全く飽きなかったしいっぱい笑ってほっこりしました。
観ているこっちも世之介と青春時代を共にしたみたいで、本編にない思い出があるような気さえする。映画の中の人間なのに、まるでスクリーンからひょこっとあの笑顔でこちらを覗いてるような。
離れてしまっても、ふと思い出してクスッと笑ってしまう、そんな彼みたいな人間になりたいし素敵な人生送りたい。
唯一残念なのが舞台となってる80年代を僕が知らないということ!
⑧暗闇から手を伸ばせ
障害者専門のデリバリーヘルス。テーマはとても重いのに爽やかでこんなに優しいなんて。
当たり前の事だけど、障害者である前に一人の人間。
それを自然と為しているデリヘル嬢を小泉麻耶が好演。サバサバしていながらどこか母性が滲み出てるような。津田寛治も相変わらずの味のあるいい役。
あと何と言っても転校生(活動休止しちゃったけど)の歌う主題歌「爆音ヘッドフォン」が沁みる。
あまり人に勧めづらいとこもありますが、お客さんの「友達になってください」って台詞や最後の一歩踏み出し歩く後ろ姿など素敵なシーンがいっぱいの青春映画。
⑨地獄でなぜ悪い
笑った!痛快!
クライマックスまでちょっと焦れったかったが、キャストもスタッフも楽しみながら全力での血祭りは文句なし!
どのキャラも引き立ってて、絶対に関わりたくないものの、自分も星野源みたいに巻き込まれてみたいような気も少し。二階堂ふみに惚れたい。
いい意味で勢いしかない!ただ面白い!!
⑩RETURN(ハードバージョン)
僕の大好きな伝説のロードムービー「KAMIKAZE TAXI」を原田眞人監督がセルフリメイクという形で挑んだ今作。
本当は役所広司演じる寒竹さんをまた主演に続編として撮りたかったそうだが、スケジュールの都合椎名桔平を据えて配信ドラマとして撮られたものを更に劇場版に…というちょっとややこしい経緯。
それでも椎名桔平、水川あさみ、山本裕典の命狙われてるのに温泉行ったりどこか呑気な逃避行は前作と重なるし、
何よりOPでまたあのケーナの音色が聴けただけでも大満足!鳥肌立っちゃいました。
追う側の土屋アンナ、キムラ緑子、赤間麻里子ら"狂犬三姉妹"の威勢のいい吠えっぷり、噛みつきっぷりも見事。この三人だけでも観る価値あり。
みんな物凄くかっこいいんだ!
そんなバイオレンス映画だけど印象に残るのはバイオレンス以外の、原田監督のお得意の笑っちゃうようなやり取り。
アウトレイジみたいなの期待するとラストで腰抜かします。笑
続いて洋画!
①インポッシブル
今年一番泣いた映画。
2回観たんだけど2回目なんか半分以上タオルで目頭抑えてた。
日本人の傷を抉るような津波のシーンは目を背けたくなるけどその先にあるはずの家族5人で迎える奇跡的なラストを信じて。家族の絆と愛に全編涙。
特にナオミ・ワッツの母の強さと愛情には脱帽。
またベネット一家と名前も知らない人々が助け合い見せる笑顔や涙一つ一つに心揺さぶられます。
洋画でぶっちぎりのベスト。
②クロニクル
デフレしつつあるPOVに斬新な手法を取り込み、大友克洋の「AKIRA」を最大級にリスペクトしたようなストーリー。最高でした。
低予算で大ヒットという煽りに、映像的にはそこまで派手ではないと思っていたらクライマックスで派手にやらかすことやらかすこと!
使うべきところへ存分に予算をぶち込んだんだろうな。高揚感がハンパないです。
しかし少年の悲痛な叫びが痛烈。
③ゼロ・グラビティ
話題沸騰ですね。
3D映画の革命的な映画として何十年も語り継がれると思います。
鑑賞というより体感。90分という短い時間が、本当に宇宙に行ってきたかのような、余韻というより疲れがずっしり残ります。
3Dで物体が観客目掛けて飛び出してくるのはよくあるが、本気で目を背けちゃったのは初めてかも。
派手な映像だけでなく、無音で果てのない空間で漂流し誰にも知られる死が近づいてくる恐怖も、人も星屑のようなドン引きの画だったり、必死に何かに捕まろうともがけど流されて行く主観などあらゆる手法で巧みに描いてます。宇宙本当に怖い。
それだけにサンドラ・ブロックが恐怖と娘への気持ちを吐露するシーンでは思いっきり感情移入してしまいました。
ラストも祈るように、食い入るように。
初めてのIMAXがこの映画で良かった。
④クラウド アトラス
衝撃的な映画でした。
何千年にも及ぶ時代、世界、ジャンルを飛び越えて様々なドラマが入り混じり繋がり"命"というテーマに壮大に帰結していく。
本当に何なんだこの映画は。
説明もカテゴライズも出来ない。
めまぐるしく舞台が移り変わるので全ては消化しきれません。しかし170分脳内はフル回転絶えずアドレナリンを分泌してるかのように興奮と感動のしっぱなしでした。
キャストも凄いことになってます。同じ役者が前世だったり何度も違うパートで登場するんだけど、説明されないと絶対分からないような特殊メイクだったり。性別すら変わってる人も。
それを知った上でまた劇場で観たい。
⑤きっと、うまくいく
たのしー!!!!
観終わった後大声で叫びたくなりました。
インド映画、いいじゃない!
満席の劇場が一体となって笑い声をあげていました。特に隣のお姉さん。ゲラゲラ笑ってた。
今年一番幸せな環境だったんじゃないかな。
脚本がお見事です。クライマックスには思わず唸っちゃった。
素直に心から笑えます。素敵だぞインド。
⑥紙ひこうき
えっと、入れていいのか迷ったんですけどあの感動は忘れられないので入れちゃいました。
「シュガー・ラッシュ」と同時上映された短編アニメーションです。
可愛いディズニーの世界観にみずみずしい恋愛、勇気付けられる展開にたった7分なのにシュガー・ラッシュ以上に感動してしまいました。
純度が高い。彼女と観たい。欲しい。
⑦パシフィック・リム
今更何も言うことない。
これだけ全世界の少年の心を持つ人々を熱狂させたんだから。
僕もその中の一人ってことです。
⑧キャビン
わー!!!祭りだーーー!!!!!
⑨グランド・イリュージョン
心を鷲掴みにされました。
まるでルパンのように完璧で鮮やかで華やかでスタイリッシュな4人に魅了されました。
心躍るとはまさにこのこと。
気持ちがいいくらいに翻弄され騙される。
そんな魔法のような時間が終わって欲しくないと思った。
⑩アンコール!!
シンプル!笑って泣けるという言葉がぴったり。
この予告を観て想像した映画そのままだと思いますよ。いい意味で期待を裏切らない。
彼らが唄う歌もどれも素晴らしい。
美味しいお酒が合いそうだなぁ。
ここで褒めてばかりなのも嫌なのでワーストも選びますw
ワースト3
①生贄のジレンマ
②絶叫学級
③ホーリー・モーターズ
①生贄のジレンマ
高校卒業の朝、突然始まったゲーム。
制限時間以内にクラスの中から生贄を出さなければクラス全員死亡。
全3部作、計240分の果てにたどり着く真相…
時間返せ。
4時間かけてこの薄っぺらさは何だ。馬鹿にしてんのか。
いや、100分くらいなら全然構わない質なんだよ。とんでもないオチもご愛嬌として笑って許せる。
でもお前、これ4時間もかけて観る側の気持ちになれよ…
あとヒロインが全く魅力的じゃない。顔は可愛いのに苛立ちしか感じない。
4クラスの生徒の数だけ、各々考え行動する。
残された時間を恋人と静かに過ごす者、クラスメイトの為に自ら生贄になろうとする者や、リスクを冒しながらもゲームからの脱出する術を探す者…
そんな中彼女はただ「こんなのおかしいよ!」と喚くだけ。本当に喚くだけ。
生贄を名乗り出た生徒に対しても「やめてよ!こんなゲームに乗っちゃだめだよ!」と。開 始 3 時 間 で !!!
黙れよ。何もヒロインらしい行動しねーくせに。主人公にすら相手にされてないじゃんかお前。
あー思い出したらイライラする!
なんでベスト映画より長文なってんだよ!!
②絶叫学級
こちらは特にありません。
純粋につまらなかったです。
これ怖いと思って作ってる?
ドヤ顔で「本当に怖いのは幽霊じゃなくて人間です」みたいな感じ?
怖くねーから。強いて言えば栗原類が気持ち悪くてぞくっとしたよ。
③ホーリー・モーターズ
分からなかった。
Twitterなどではベストテンに挙げてる人が何人もいるが、分からなかった。
確かに映画全体から狂気地味ている程の熱意と力強さは伝わってくるんだけど。
全く、分からなかった。
断片だと感心してしまうシーンもあるんだが。アコーディオンの演奏シーンには鳥肌立ったし。
ほとんど寝てた。
てな感じです。
今年は洋画もたくさん観れたぞ!
10本どれも大好きな映画を選ぶことが出来た!!
というより今年は洋画の方が勢いあったような気がする。これぞ映画!と言える大作が多かったですよね。
あと名画座もたくさん行った。
古い映画とスクリーンで、フィルムで出逢ったり再会する感動はたまりませんね。
せっかくなので今年は劇場で観た旧作のベストテンも選んじゃいます。
旧作ベストテン
①蛇の道
②GONIN
③黒部の太陽
④ヘヴンズストーリー
⑤虹色ほたる 永遠の夏休み
⑥クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
⑦七子の妖気
⑧バック・トゥ・ザ・フューチャー
⑨緑子/MIDORI-KO
⑩ニュー・シネマ・パラダイス
①の「蛇の道」が断トツの破壊力でした。
こんな化物のような傑作がDVD廃盤、新宿渋谷のTSUTAYAしかVHS置いてないなんて…
これまで知らなかった哀川翔の狂気に戦慄した。いや、全然怒鳴ったりしないんだよ?
まるで空洞の怪物みたいなの。何考えてるか分からない。人間じゃないような底知れぬ恐ろしさ。
来年は量より質。
一つの映画から多くを感じ取れるようになりたい。
語れるより前に、感じる。
上辺の面白さだけじゃなく、テーマや作り手の意図するものを汲み取り、そこから更に自分の思想にまで発展するくらいになりたい。
だから一本観たらそれについて拙くてもいっぱい語る。
そんなの学生の時に意識しろよって話ですが、なんか仕事とか夢は置いといて、Twitterとか見てると同じ映画観てるのにこうも違うのかと恥ずかしくなっちゃって。
年齢や経験、語彙力の差もあるんだけどさ。
別にペラペラ偉そうに語りたいんじゃなくて、自分の心の中で昇華するだけでも全然いいんだけど、何とか感受性を高める為に。
なかなかどうして難しいですが、楽しむという前提は忘れず。
来年もよろしくお願いします!!!