兵庫県の県知事選の討論会が始まっている。

 

しかし、一人だけ外されるケースが多いのが立花孝志候補だ。

 

 斎藤元彦前知事(46)の失職に伴う兵庫県知事選(31日告示、11月17日投開票)に無所属で立候補を表明している政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏(57)が30日、自身のSNSを更新。この日、ABCテレビの情報番組「news おかえり」(関西ローカル)で放送された同知事選立候補予定者討論会に、唯一生出演を断わられたことを明らかにした。

 

 

 

これは立花氏がテレビで亡くなった渡瀬元県民局長のプライバシーを露わにする可能性があるので、とくに生放送ではテレビ局が避けているようだ。

 

立花孝志という人は正義を掲げて、不正義なことを為すので支持しようかどうかと思っている人は困るのだ。

 

さっそく、百条委員会で委員長を務めている奥谷謙一氏の家の前で街頭演説なんかをやっている。

これでは暴力団と変わらないのではないか。

 

 

用件は、百条委員会の委員長として渡瀬元県民局長のパソコンの中身を言おうとした人を発言を止めさせた理由を聞くというもの。本当は奥谷委員長はすべて知っていて、渡瀬元県民局長は斎藤元知事のパワハラでなくなったようにしようとしているのだと。

 

先日、ReHacで奥谷謙一氏はMCの高橋弘樹氏からこの件を聞かれて、パソコンの中身は一切知らないと言っていた。

百条委員会で、維新の議員がパソコンにあった内容の項目ごとのページ数とファイル数を話したのに、「一切知らない」と言う不自然さは気になる。そのなかに小説があったこともわかっている。

27:40あたりから。

 

 

 

そういうなかで、候補者7名がそろって、かつ、突っ込んだ討論をしているのが、このReHacだろう。

とくに争点を書き出して、あらかじめ7人に賛否を聞いている。

そのなかで「斎藤元知事は公益通報者保護法に法的に明確に違反していると言える」という問いがあった。

 

これに対して、斎藤候補は×、稲村候補は△、立花候補は×と回答していた。

そこで、立花vs稲村候補のバトルが炸裂したのだ。

 

1:09:00~1:46:20の30分あまり。

 

 

普通なら「週刊文春」か「週刊新潮」が、渡瀬元県民局長の死の意味とパワハラについて暴くところだが、どういうわけかまだ記事がない。

 

今のところ、この「週刊現代」の記事が最も真相に近づいているように見えるが。

 

A氏は勤め先で使用していた業務用パソコンで告発文を作成したことが明らかになっている。じつはその中には、A氏の私的な「倫理上問題のある記録」のデータも保存されており、百条委員会からパソコンの提出を求められたA氏は、そのデータの公開を避けて欲しいと委員会側に嘆願していたという。

A氏の真意はわからないにしても、こうした経緯が強いストレスになっていたことは間違いなさそうだ。

そもそも、今回の百条委員会の設置については、県議会でも一部議員から「拙速ではないか」と批判が上がっていた。あるベテラン県議が言う。

「告発文の中身や事実関係を精査する第三者委員会の調査結果が出る前に、百条委員会が設置された。議論の土台がなく、『ゴールポスト(議論の落としどころ)が動く』ような状態になってしまった」

 

 
 
おそらくこれから立花孝志氏の言っていることが本当なのかどうかを明らかにするために取材するマスコミが出てくるだろう。
 
そのときに潮目が変わるかもしれない。
兵庫県民はこのカオスの中から真実を見つけ出してほしい。