昨日の夜7時にお母さんお亡くなりになりました。
7時40分頃にメールあり「間に合わんかった」と。
私は「何か手伝うことあったら言ってね」とメール返しました。
こんなことでも、なんでもメールなんだね〜
これ以上は入って来るなって結界を張っているか、、、
夜中3時にメール
「家族だけで葬儀することにした。化粧してもらいたかったけどちょっと無理みたい」
私は「お母さん、お顔は綺麗なの?棺に入ってからでもお顔だけ整えることできるから、もしこっそりとでも出来るのなら言ってね。
私は、自分が納棺師になりたいと思ったスタートは、東京の死化粧の会社を
一緒に探してくれて、そこでお話しを聞いたことがスタートだと思っている。
その時のお礼がしたいと思ってるだけだから、、別に無理ならそれも仕方ないかなってわかってるからね」
そんな風に返信しました。
十何年前かなー?
自分が本当にしたいことは何?って考えて見ると、いつも口から出て来るのは
「綺麗な死体が、、、」って、、変人だよね。。
それなら綺麗な死化粧がしたいってことかな、、と思い、東京にしかない死化粧の
会社に入って修行するか、、と、まずはその会社に行ってお願いしよう。
実際、お話しを聞いて見ると、修行ではなく、勉強。お金を払って勉強をさせていただくところでした。
名古屋の生活を全部たたんで、東京に行ったとしても、そこで生活し、収入もなく、
安くもない学費を払うのは無理ってことで、家から近いところの、湯灌の会社で働く事にしたわけです。
それから自分でやりたいように納棺のお仕事をしてみたくなり独立して、少しづつお
仕事は増えてきました。
どうしたら止血、体液を止めることが出来るの?目はどうしたら閉じるの?口はどうしたら閉じるの?
その当時悩んでたことは全部解決でき、自信もついて心にも余裕が出来て
「次世代の葬儀のあり方」描いてみたりとか、、
次々に欲望?は膨らむけど一人ではなんともならないから、「夢」として
今の現実は、依頼のあったお仕事を丁寧に思いやりを持ってさせて頂く。
それで大満足。
今、メールで、お葬式は昨日済んだこと、私が持って行ったカーネーションは遺影の前に飾ったこと。
報告ありました。
初めて見た、生前の元気な時のお母さんの顔。
大切にします