私のボランティア仲間「ご縁の会」の加藤さんのお孫さんがお亡くなり になりました。

2日前に加藤さんとお話ししたときには、まだそんなに大変な状況とは言ってらっしゃらなかったのに。。。

生まれつき難病だということは聞いていましたが、昨日の朝メールで

「手が空いたときに電話下さい」とありました。

加藤さん自身も10年前、癌の手術をして、最近、健康診断で「要精密検査」となり

細胞検査を1月4日にして、結果待ちときいてました。

メール見てすぐに電話すると、「孫が亡くなったもんだから、お世話になりたいんだけど」

と言います。悲しそうな声ではなく、淡々と話しています。

覚悟はしていたんだから、、、、でもきっと取り乱してはいけないと、普通を装っているのかも、、、

「何着せてあげる?」仏着の子供用はないので、お気に入りのお洋服とか、七五三に着せた着物とか、、、

まあ、取り敢えず行ってみるか、、、

と息子さんの自宅にお邪魔しました。


丁度、葬儀社の担当の方が打ち合わせに来て見えました。

初めてみるお孫さんは、顔が白くぷくっとしたかわいらしい女の子でした。

弔問に来た知り合いの人が膝に抱っこしていたのでびっくりしました。


生きている時と同じように抱っこしてあやしている感じが亡くなっている、という


感じがしなかったのです。


お母さんも知り合いの方も、生前と同じ、その女の子に話しかけ


「じゃあね、また来るからね」とベッドに寝かせて帰りました。


普通、「寂しくなりますね お力落とさないでくださいね」とねぎらいの言葉をかけるのかと


思うのですが、、ずっとこの女の子も此処にいる、そん感じで「またね」と言葉をかけているのです。


知り合いの方が帰った後、私も「お参りさせていただきます」という言葉は辞めて、普通に


「かわいいお顔ですね~色が白いから、ちょっと動かしただけでも

お顔が赤くまだらになってしまう恐れがありますから、あまり抱っことかされない方がいいかもしれませんね」

そういいました。

「でもね、今までもずっとみんなから可愛がられて、みんなが抱っこしてくれたから、まあ、まだらになっても


別にかまわないから」そうキッパリとおっしゃいました。


「そうdrすね、ではそうなったらお顔にファンデーションを塗ってカバーすればいいですね。

今はとても綺麗なお顔の色なので、顎の辺りが少し赤みが出てきているのでそこだけ塗って

チークを少し入れると血色よく見えます。あと口紅も少し塗っても良いでしょうか?」

「はい、お願いします」お母さん。

私の持ってきた1番白いファンデーションよりも白い肌なので、お母さんが「私が使っている


ファンデーションが白いかも………と持ってきて塗ってみましたが、やはりそれよりも白いので

「やっぱりこのままにしましょう」ということになり、唇も薄いピンクを塗ってみると

「この子の唇は赤かったんで、もっと濃い色でいいとおもう」と携帯の写メを見せていただけました。

本当に生前は赤い唇をしています。

その色をシャネルのパレットの色を何色か混ぜて作って塗りました。


着替えは、加藤さんが子供の頃にきた七五三の振袖でした。


私と電話でやり取りをしているときに閃いて、しまいこんだ衣装ケースの中から出してきた

そうです。


家に帰って、私もタンスの中の色々を出して、帯、帯揚げ 長襦袢を制作しました。


そして昨日、葬儀場にいって、湯灌をしている間に、衣装に合わせて見てもらいました。

「帯を着物に合わせて作ってきたんです、どうでしょうか?」

「ありがとう、可愛いの作ってきてくれたんだー」と加藤さんが言ってくれました。

湯灌が終わり、お母さんが髪の毛のセットをしている間に、私は、昨日、ドラッグストアで

探してきた、1番白いファンデーションと塗るタイプのチークをつけました。

お顔が横を向いてしまうので、下になった部分が赤くなっていたので、そこに塗ってみますと

ぴったりお肌にあいました。これなら全体に薄く塗っても、今のお顔の色を変えずに赤みをカバー出来る


それをお母さんにも伝え、ファンデーションを塗ることを了解してもらい、次に、塗るタイプのチークを
少し頬に付けて、手でボカす、そして「こんな感じになりますが、どうですか?」

「良いです」

ではもう少しチークを広く塗っても良いですか

と慎重に慎重にしました。

昨日はファンデーションも塗っていないところに粉タイプのチークだったので、全然つかなかったのです。

「私はチークとかしたことがないんです」とお母さんがおっしゃいました。

「ちょっと塗ってみますか?」

「いえ、この先もチークは塗らないと思います」

「若い女の子は、今はチークを可愛く塗るのが流行っているみたいですよ」

「若い子はね、私はもう若くないし」

「いえいえ、私でも最近は塗るんですよ、血色良く見えるし、顔に立体感が出るんですよ」

そんな話をしながら、メイクが出来上がると、お着替え、納棺、と進めていき、

最後「このような貴重な場面に私も立ち会わせていただき、本当にありがとうございました」

そう感謝の言葉をいい、次の納棺に走りました。

昨日は、1時 3時半 5時と納棺が入り、そのあと夜勤があり、、、

腰がジンジン痛むのですが、重い腰を引きずって仕事しています。

2月9日 旧暦のお正月の初日の出九州 対馬で見ようと急に決心して

10日に申し込みをしてから、仕事がパタパタっと入った感じです。

ノリカさんから電話あり、3件も入ったことや、対馬行きの飛行機が往復で4万でお釣りが出たことや、話しました。

「ありえん!そりゃ、やっぱりあーた、豊玉姫様が呼んどるんにちがいないじゃろ」

連発しました。

この連休、ノリカさんは、東京にトレーシーというチャネラーの勉強会にいっていたそうです。

何十万とかかるそうですが、全国からその勉強会にあつまったのだそうです。

私は「へーそうなんやーすごいねー」

と合図値はうったのですが「ありえん!」話です。

たっかいお金だして、チェネラーとして人の人生を決める役目をするって

どれだけ自分が素晴らしか知りませんが、それぞれの人生の責任を持たなくては

いけないのだから、どれだけ資格取ろうが、ありえん話ですわーっていたいけど

やめとこ。