結局、大学病院での診断は「おばあちゃんになると、尿道についている粘膜が垂れ下がって、こんな感じに、尿道口から出て来るんで、それが炎症を起こして痛みがでるんでしょうね」

治す薬はないのでしょうか?

ないですね

という具合で薬ももらわずに帰ってきました。

其の後、漢方のお薬を処方してくれる病院を訪ねました。

先生は70代かもしれあせんが、、、

「あなた、もう少し楽なお仕事を選べませんか?身体をもう少し労ってね
例えば、重いものは誰かに代わってもらうとか、、」
「私は夜勤専門でやっているので、朝、一人で何人もの着替えをして車椅子に乗せて朝ご飯が食べれる様に準備するのが私の仕事なんです。」

「そう、、何人くらい起こしてさしあげるの?」

「15人くらいでしょうか」

「そう、、大変なお仕事なんですね」

「夜勤は生活のリズムもくるってくるでしょうに」

「先生、私は納棺師のお仕事をしているんです。
でもお仕事があるときと、何ときがあって夜勤でもしないと生活が大変なんで、、、」

「そう、亡くなった方のお世話していらっしゃるの、立派なお仕事していらっしゃるのね」

「いえいえ、立派かどうか、、」

「あなたね、今、更年期の真っ最中なのよね、だから身体を労ってお過ごしくださいね」

そんな会話をしていると、何故か涙が出てきました。

漢方薬を処方してもらい、全部で2000円。びっくりです。

先生が、私の手を握ってくれたときの暖かくて柔らかい感触。

こういう優しさを求めていたのよねーきっと。

大学病院は、本当にポリープが尿道を塞いだときに手術という行動を起こすところで、
今の段階は病気と判断しないのだと思います。

漢方の病院(町医者というのでしょうか?)は、体の悲鳴も病気の前兆と考えて、お薬を出してくれます。それをきちんと効能や、飲み方。これからの食生活のあり方の指導とかしていただきました。

どっちが良いとか悪いとかではなくて、どっちも正解なのかも。