こてつは22年12月に里親になって「うちの子」になった雌猫です。

最初、こてつはエリザベスに受け入れられず、シャーシャーと追い立てられ、

部屋の隅に隠れていました。

かわいそうなので、ゲージを借りてきてゲージに入れていましたら、

ゲージの隙間から出て、ベランダから外に逃げてしまいました。

3,4日で一人で帰ってきました。

またゲージに入れて今度はしっかりとゲージが動かないようにして、

ベランダも鍵をかったはずが、またもや逃げてしまいました。

1週間しても帰ってきません。

夜な夜な、こてつの名前を呼びながら

「あなたの家は此処なのよ~ママが探しているのよ~」

といって歩いて探しました。

雪も降ってくるし、、もう死んじゃったかも、、、と思ったある夜。

こてつが鳴いています。隣の家の軒のした。

気が狂ったように、隣の家に行って

「すみません、家の猫がお宅の軒の下にいるようなんで、入らせていただきたいのですが、、」と了解をもらって、

「帰っておいで~」と軒を覗き込みました。

そうすると、エリザベスが家のベランダから「ニャーニャー」と鳴くのです。

「帰っておいでー」と言ってくれているのです。
つかまえることが出来ず、あきらめて家に戻ると、

こてつはエリザベスとくっついていたのです。

その後、こてつは先天性の口内炎が発症して、

あっちの病院、こっちの病院で見てもらいましたが、

そのたびに「ステロイドの注射」で炎症を抑える治療しかしてもらえません。

だんだん、その注射も効かなくなり、

きつい薬なので1ヶ月はおかないと内蔵がだめになってしまうということで、

だらだらよだれが出てきます。
私は「治療はもうしない」と決め、ご飯が食べれなくなったら「死」も仕方ないと
決め、それまでは私も一緒に苦しもう、そう決めました。