先日、第3回音楽ボランティアを行いました。
参加者は6名。2回目に来ていただいた方が5名
あと1名はそのお知り合いの方でした。
忙しい中、時間を作っていただけることは本当に感謝の一言です。
今回は島倉千代子さんが亡くなる3日前に自宅でレコーディングしたという「奇跡のうたごえ」と言われる「からたちの唄」を唄いました。
まだ何処にも楽譜は出回っていません。
私がユーチューブで音楽を聴きながら、歌詞、楽譜を作り、皆さんに教えて差し上げようと1日かかりで準備しました。
今、老人ホームの夜勤のお仕事を辞めている状態でエネルギーが有り余っている?おかげもあって集中できました。
若い頃、田舎から名古屋にお嫁に来て誰も友達がいなくても、音楽を聴いてそれを楽譜にして一日が終わっても楽しいと思うくらい、楽譜を作ることが好きでした。
いつの間にか、生きていく為に働くことが当たり前になって、そういうことも出来なくなってしまっているかな?と思っていましたが、まだまだ頭は動いてくれましたわ~
先日、株式会社「法輪葬儀社」主催の「エンディングノートの書き方」という勉強会が吹き上げであり、参加させていたことが
きっかけになり、私のオリジナルのエンディングノートを皆さんにお見せしました。
島倉千代子さんは、最期までご自分のカーテンコールをプロデュースされ、棺は紫、着物は紫、化粧は、、と希望を書いていかれたそうです。
私たちも、不慮の事故や、突然の宣告、などといった予期せぬことがあるかもしれません。
その時、自分の思いが伝えられないこともあるかもしれないです。
そんなことがないように、今からエンディングノートを書くことも良いかもしれません。というお話をさせていただきました.
尊厳死の宣言書(日本尊厳死協会)
というものを紹介もしました。
私が勤めたある施設に入所していらっしゃった女性(60代後半くらい)
のこと。
脳血管が切れたのかと思われますが、病院は症状が安定したら退院しなくてはいけないのか、
人工呼吸、鼻から管を入れて栄養を取り、食事は出来ません。話せません。手も動かない、足も動かない、寝たきり状態です。
表現も出来ません。ただ毎日、器械で生かされている状態。
それを見て、私たちは「私はこんなんになっても生きていたくはない」そう看護士さん、ヘルパー仲間、みんな口を揃えていいました。
でもその方のご主人は「こんなんになっても生きていて欲しい」
そうおっしゃるのです。それでも身内にもこの姿を見せられないから、この施設に入所していることは誰にも伝えていないとおっしゃっていました。
もし、自分がこういう状態になったとき、尊厳死を選ぶか、家族に任せるか、、、
そんなこともちょっと考える機会かも、、、そんなことをお話しました。
来ていただいたメンバーさんの中には私よりも医療に詳しい方もいらっしゃったりで、お話は盛り上がる盛り上がる、
歌も何曲か歌い、チャイムでゲームをしたり、たった1時間ですが、楽しくすごせたと思いました。
今後もこのボランティア続けていけるかしら?
「地域に密着した葬儀社」をめざしてボランティアで皆さんの和が広がり、「私の最期はこの人に任せようかな~」
と思ってくださるのは理想ですが、今はそんなとこまでも考えられない。
来月はみんな来てくださるだろうか?なんて思ってしまったり、、、
来月は12月ですからクリスマスの歌を歌ってみたいと思います。
是非、お待ちしています。