当たり前のことですが、やっぱり仕事をいただくには、遊びじゃあないんだから、「今日はいけまへん」って簡単にお断りすることは出来ないんだよね。

1件の葬儀屋さんからしか仕事は入らず、充分私一人でやっていけるんですが、先日、グループホームの入居者さんをつれて旅行に行く日に仕事の依頼があったんです。

次の日の依頼ですが、次の日の仕事を請けるには夜に帰るか、、、そうすれば、私が担当になっている利用者さんはどうするの?

みんなそれぞれに担当の利用者さんがいるのに、1人で二人の車椅子はひけないしね、帰ったら顰蹙を買ってしまう。

今日はどうしても納棺の方を断らなくては、、、結局「すみません、ちょっと行けません」とお断りしましたら「ピンチヒッターはいないのかね?」と聞かれましたが、今まで何とかひとりでやれてきたので、誰かに頼むなんてことしえませんでしたから、急に誰でもやれることでもないし、、「いません」と言うしかなくて、、、

それでも旅行に行って夜、宴会場でご飯を 食べていても「帰れないかな~~今からでも仕事請けれないかな~~」とそればかり考えていました。

そのことがあって、もうその葬儀屋さんからは仕事が来ないのではないかな~と思っていましたが2日後、仕事の電話をいただけました。


私はかつてわたしが会社に勤めていたとき、仕事を教えていた後輩に電話をしました。2人に電話をして、「会って話を聞いてほしい」というと

いいよ、と言ってくれました。

葬儀屋さんの社長には「この前はすみませんでした。近いうちに私のピンチヒッターの子を事務所に連れてきます。」と言いました。

「そう?その子は何をやっているの?」

「私の勤めていったところにいた人です。今はやめて生命保険会社に勤めています」

「そうかね、保険やさんだと、時間も都合がつきやすいか~」

「この前みたいなことは困るからね、ほんとに」


まあ、私がダメだったら、いくらでもあるだろうに、、、

とも思ったけど、それをいっちゃあ、ダメだよね。


今日は「ももちゃん」と一緒にランチを食べ、私の最近作り直した「花嫁納棺」の全貌?をももちゃんに見てもらいました。

2年のブランクもこの場所で着替えの練習、納棺飾りの練習をしてくれればいいからね、

「今度ね、H葬儀屋さんの社長にももちゃんを合わせるっていってるのだけど、一緒にきてくれないかしら」そうお願いすると「いいですよ」とOKももらえて、あとはその日までに制服が出来ると丁度いいんだけど。

私のデザイン画を仕立て屋さんにもっていって、こんなベストを作ってくださいってお願いしてるんです。


愛花 化粧納棺サービス
花嫁納棺の綿帽子をかぶったお人形が家の棺のなかにいます。

今回、作り直した部分は綿帽子の長さと綿帽子の中の芯とか色々。

この飾りは私のオリジナルで、誰にも真似できないって信じて作りました。この飾りを希望されるからって特別にお金を請求することは考えていません。

パンフレットを友達のえりちゃんに見せたら「私はこれにする」って言ってくれたよ。