今日は、グループホームのバーベキュー会(敬老の日)イベントで、私はボランティアで、手伝いにいきました。
「何をしたらいいでしょうか?」とキッチンにいる日勤の人に向かって聞きますと、「今、ここは人が足りているから、施設長が外でバーベキューの火を熾しているからそちらを手伝ってもらえませんか?」と言われ、外に出て、施設長に「私もお手伝いします」といい、着火剤に火をつけて石炭をのせながら、施設長と色々な話をしました。
途中、雨も強く振ってきたり、天気の悪い日でした。
その話ですが、
「Kさん、まだ下血が止まらないのです」と施設長。
「そうですか、、、、」
「そういえば、Oさん(私の事)納棺のお仕事は、どうですか?」
私は、面接の時、自分の目指すものは「納棺の仕事で一人前になること。それまでは、日中はいつ仕事が入っても好いように、あけておきたいから夜勤が希望です」と言いましたので、施設長は私が納棺師だということは知っているのです。
「なかなか、仕事は思うように入ってきませんが、他の葬儀社に営業に行っても相手にされるか、、と思うとなかなか行けないでいるのです。」
「もし、Kさんの納棺をやってくださいとお願いしたらやってもらえますか?」
「はい、よろこんで、、、私も少し考えていたのです。」
「あの方は生活保護を受けている身ですから、お金は少ししか払えないですが、、、」
「私は、身内の人からお金をいただくことは考えていませんから、大丈夫ですよ。」
「誰も身内がいらっしゃらないのでしょうか?」
「いないみたいですよ」
そうか、、、、
「ちょっと!施設長!まだKさん、死んでいないですよ!それよりも21日の100歳の御祝をいただくときに
どんなお洋服にしようか、とか、それの方が先にかんがえなきゃあいけないじゃあないですか!」
「そう、そうでしたね、まだ死んでなかった、、、」
と二人だけの話。
ちょっと、不謹慎な話ですが、一応生前予約みたいな、、、、
でも、出血がこのまま止まらないで、体力がなくなってしまわないかな~~?
今日は、Kさんは一生懸命、バーベキューで焼いたかぼちゃを皮だけ残して食べていらっしゃいました。
特に食べやすくキザんで提供してはいなくて、食べれるものだけを食べていらっしゃる感じでした。
私が手をだしていい部分ではないので、遠くから見るだけにしておきました。
誰だって私以上にKさんの体は心配しているに決まっているのだから、わたしが、どうこういうことは出来ないのだから、、、