古代エジプト人は、人は死んでも冥界の旅を経て、来世で復活すると信じていた。その旅路には、火炎の湖や毒蛇、死刑執行人などの危険がいっぱい・それらをくぐり抜けるための呪文(まじない)が書かれたガイドブックが「死者の書」
死者の書は200以上の呪文を組み合わせ死者のためにオーダーメイドで作られたパイルスの巻物で、死者とともに埋葬された。
今回来日するのは、「イシュルウ」に捧げられたもの。
イシュルウ(今のルクソールを治めたアメン大司祭の娘)
来世で復活するためにミイラ(上段左)になったイシュルウがパピルスでできた「葬送の船」でナイル河を越えて、死後の世界に向かう
来世でも口がつかえるようにするための儀式。ミイラを支えるのは、ジャッカルの頭をもつアヌビス神(上段左)会葬者の数が多いほど死者の地位が高い
この壺のなか
に心臓がはいっていたのかな、、、ごめんなさい。ちょっとこの壺に内臓がはいっていたか、心臓が入っていたか、聞き漏らしてしまいました。。。。
死後の旅路のクライマックス。オシリス神(左)。トキの姿をした書記係り(トト神)中央などが見守る中。イシュルウの心臓が天秤の右、左には心理を表す女神アマトの小像ガ置かれ、はかりにかけられる。
「盗みをしなかった人」
「人を騙さなかった人」など42か条に答え、それらの罪を犯さなかったかを告白。嘘があった場合には、はかりが傾き、ワニの顔をした怪物アメミトが心臓を食べてしまう
審判を無事に終えた先には、あの世のイアル(アシ)の楽園が待っている。水がとうとうと流れる川に囲まれた肥沃な大地で農作業をしたり、神々に祈りを捧げたりするイシュルウの姿が随所に書かれている。永遠の命を得て、大地を耕して、神を礼拝して幸福な日々を過ごすのが、古代エジプト人にとっては夢の暮らしだった。
これは、週刊誌ネタで、実際、みたこともないんですよ~~
心臓の壺?(内臓?)はたたまテレビでエジプト展についてやっていたときに、撮ったものです。
だけど、棺も黄金、ほんと煌びやか。
7月7日から9月17日まで、六本木ヒルズ 森タワー52階森アーツセンターギャラリーで開催だそうです。
名古屋にはこないのかな~~