おはようございます!
今日もいい天気ですね!
このブログを見て連絡をくださった方からの問いかけに
「補足しておかないといけない」
と感じた部分があったのでこのページでお話しします。
パティシエの仕事
について会話の流れで
「お菓子作りは物理と化学+感性」
とお話しする事があります。
『物理と化学』
の部分は完全に
【理系】なので
パティシエの仕事(ここでは製造)に関しては理系の知識と感覚が必要だと思います。
『感性』に関してはパティシエ一人一人の個性が物理と化学を通してどのように表現されるのか。
その結果がオリジナリティーにつながると感じています。
『物理と化学』の大切さとは、その理解があればあるほど感性、つまり
〈想像力の表現の幅〉
が広がります。
しかしお菓子作りを「仕事」としてとらえると、そこはやはり
『社会人としての能力』
も当然必要になってきます。
一昔前ほどではなくなったかもしれませんが
お菓子屋さんは未だに
〈ゆるいイメージを含む楽しい仕事〉
の印象を持たれているように感じます。
似たような印象を持たれる職業には、よく
「お花屋さん」
があげられます。
パティシエはソコに
【体育会系】という要素が乗っかってくるケースがあります。
※セイカテン【生花店】【製菓店】
奇しくもどちらも同じ読みですね!
💐🎂
もちろんオーナーやシェフにもよりますので全てのパティスリーに当てはまるわけではありません。
しかし職人という職種には良い意味でも悪い意味でも
【職人気質】と呼ばれる他の職種の人たちからはもしかすると理解しにくい意識があります。
これを私なりの言葉で説明すると
【職人気質】な体育会系組織
が良い方向に向かえば
〈仲間意識が強く〉
〈支えあう〉
〈教えあう〉
職場の上司・先輩は
〈後輩の面倒をよく見る〉
若い部下・後輩は
〈同期とは切磋琢磨〉し
〈上司・先輩を慕う・敬う〉
という事になります。
この信頼関係は人間関係そのものなので
〈怠けている人〉
〈生意気な人〉
〈横柄な人〉
には築くことはできません。
別角度から言うと
〈どんくさくても〉
〈覚えが悪くても〉
取り組む姿勢や挨拶などの基本的な道徳観がしっかりしていればしているほど良い関係を築く事が出来ます。
『要』
となるのは道徳感&協調性だと思っています。
※もちろん主体性も大切です。
【体育会系】
と言うと拒絶反応を示す人も多くいらっしゃいます。
そこに苦手意識のある
『物理と化学』などと聞くと
「あー自分には無理だ」
「うちの子には無理だ」
となってしまいがちで残念です。
一番心配なところです。
一口に【体育会系】と言っても
学生で言えば吹奏楽部や合唱部
共同研究が必要な科学部
一つの舞台を作る演劇部
なども似た意識があると感じています。
つまり私にとっては文系も理系も
【体育会系】を通して捉えると
『同じ分野』のような気もします。
いかがでしょうか?
私の言わんとしている事、理解して頂けたでしょうか?
若者だけではなく親御さんにも理解していただけると嬉しいのですが、もし
「????…」
っとなってしまったら🙇ごめんなさい。
それでは皆さん
愛ある一日を!