おはようございます!
今日もいい天気ですね!
【Montécaos/モンテカオ】
あまり聞き馴染みの無いお菓子だと思います。
パティシエ(洋菓子職人)でも知っている人はあまり多くないかも知れません。
でも最近はお菓子マニアの方も増えナゼか知っている人もいるようです。
フランス人の話では
「スペインがオリジナル」
と言っていたり
「アフリカがオリジナル」
と言っていたり。
詳しい事はわかりませんが南ヨーロッパから下、北アフリカの辺りで生まれアレンジが加わりながら広まっていったお菓子のようです。🐂
レシピを探すとアラビア語のレシピが沢山出て来ます。
※本当かどうかは正確なヨーロッパの歴史と食文化を研究している先生の資料を見て下さい。
今あるレシピは基本的には同じですが地域などによって使う油脂など違いがあるようです。
ラードを使って仕込まれるのが元々のレシピの様ですが幾つかレシピを探ると
マーガリンを使うレシピもありました。
フランスのレシピでは植物油を使う配合がほとんどのようです。
「モンテカオ【Montécaos】」
は家庭的で素朴なお菓子だと思いますが
「フランスで馴染みのあるお菓子?」
と言う訳では無いと思います。
一般のパティスリー(洋菓子店)で売られているのを見た記憶がありませんし私が持っているフランスのお菓子のレシピ本でも見当たらないので。
基本的な材料は
〈小麦粉・砂糖・油〉
で生地を仕込みシナモンパウダーをふりかけて焼きます。
アーモンドパウダーが入るレシピも多くあり日本人の口にはより合うかも知れません。
乳製品と卵を使わない事からそれぞれのアレルギーをお持ちの方には向いているレシピだと思います。
バターを使わないため他のクッキー類より
〈作業温度の幅が広い〉ので
手にベトつきにくく更に
卵など水分も入らないので練り過ぎの心配もほとんどありません。
お子様と一緒に丸めて作れるレシピだと思います。
※ラードは作業温度の幅が広いので(約10℃~25℃)手で丸めやすいです。
オーブンの温度は生地の大きさなどで違いますが160℃~180℃くらいが一般的です。
焼き時間もレシピによって違うのですが短めのレシピだと10~15分、多くのレシピでは20分くらいが目安だと思います。
見た目の特徴として白く焼き上げるお菓子で表面にはヒビが入ります。
そんなに気取らない素朴な感じです。
〈焼き加減〉と〈配合〉により
”崩れやすい食感”
から
”少しカリカリした食感”
の物まであります。
焼き時間が長くなるにつれ少し硬い食感になります。
軽い食感が好みなら
〈浅めの焼き加減〉がお勧め。
焼き過ぎるとガリガリ食感になります。
お菓子作りに慣れていない人やお子様と一緒に作りたいと考えている人に何かいいお菓子は無いかと思い紹介してみました。
それでは皆さん
愛ある一日を!
親子で
『見て、読んで、作って、楽しめて、学べる』
絵本を出版したくて色々構想を練っています。
調理系の出版社ではなく
絵本の出版社の方が
もしこのブログを見て興味を持っていただけたら
嬉しいです。