おはようございます！
今日もいい天気ですね！
ややこしいので洋酒の
「分類・製造工程」
などを詳しくお話しするのは辞めておきます。
詳しく知りたい方は酒造メーカーさんのホームページがお勧めです。
このページでは
「家庭のお菓子作り」で
洋酒を使う為のきっかけになるような話を頑張りたいと思います。
まず
お菓子作りでよく使われている洋酒は
「キルシュ」
＝サクランボのお酒
〈様々な素材〉と相性が良く、広く洋菓子に使われます。
「ラム酒」
＝サトウキビのお酒
ホワイトラムもありますがここではダークラム
〈焼き菓子〉などで存在感を発揮します。
フルーツケーキに使うドライフルーツの漬込みによく使われます。
ボルドーのお菓子
「カヌレ」には
「ネグリタラム」が使われています。
「オレンジキュラソー」
＝オレンジのお酒
褐色で甘みもある。
あらゆる洋菓子に使われています。
「クレープシュゼット」には
「グランマニエ」は欠かせません。
クレープシュゼットは主にレストランでサービスされる温かいデザートです。
カラメルやオレンジジュース・バターのシロップで焼いたクレープを煮てグランマニエでフランベしてお客様の前で直接仕上げます。
ややこしい話ですが
「グランマニエ」は「コニャック」に
ビターオレンジの香り（エキス）を加えて作られます。
「ホワイトキュラソー」
＝オレンジのお酒透明
甘く透明で
〈生菓子〉〈フルーツ〉
と相性が良い。
トリプルセック（キュラソーより甘さが控えめ）などもこの仲間。
「コワントロー」は商品名です。
「ブランデー」
＝ブドウ、りんご、チェリーなど果実から作ったお酒
フランスの「コニャック」も葡萄から作られたブランデーですが地名が付いた特別なお酒で
「アルマニャック」と並びフランスの
高級ブランデーです。
りんごで出来ていると
「カルヴァドス」🍎
チェリーは
「キルシュ」🍒
このあたりでしょうか。
最初に揃えるのにお勧めするのは
生菓子なら「キルシュ」
焼き菓子なら「ラム酒」
でしょうか。
個人的意見です
もちろんどちらも
〈生菓子〉〈焼き菓子〉
両方に使えます。
価格はブランドやアルコール度数などによってピンキリです。
ちょっとだけアドバイスとしては高価な物がいいとは限りませんが、”極端”に安い物は使わない方がいいです。
変なアルコール臭が、かえって美味しさを邪魔してしまう事もあります。
使ってみないとわかりませんが一応判断の仕方として、
「少し手のひらにたらし→両手でこすりあわせ→さらっとしたらすぐ手のひらの香りを嗅いでみて下さい」
んっ？
手のひらにそのお酒の材料となっている素材（フルーツなど）の香りがすれば大体大丈夫です。
OK!
反対に何にも香りがしなければ使うのはやめた方がいいかもしれません。
スポンジにぬるシロップや生クリームに少しだけ洋酒を使うと印象が変わります。
「キルシュ」「ホワイトキュラソー」
または２種類を合わせるなど色々試してみると、それぞれ変化が生まれ楽しいと思います。
ちなみにおじさんはフルーツ系の生菓子には
「コワントロー」をよく使います。
パウンドケーキなどの焼き菓子についても
「ラム酒」
「コニャック」
「カルヴァドス」
など少しずつ試してみるとバリエーションが増えた感じがしてとっても楽しいです。
レシピは同じでお酒を置き換えるだけで印象がガラリと変わります。
お酒は腐ったりしないし漬込み以外はたくさん使わないので一度買えば長く楽しめます。
勇気を出して少しずつ集めるとさらに楽しいお菓子作りが出来るようになります！！
お気に入りのお酒が見つかると、そのお酒を使った別のお菓子が作りたくなったりして考えるのも楽しいです！
おじさんは、バニラアイスにラム酒をチョット加えるのが好きです。
めちゃくちゃ美味しいです。
それ以外に
「ウイスキー」や
「ワイン」「日本酒」も
お菓子作りに使います。
いずれそんな話も出来るといいのですが。
それでは皆さん
愛ある一日を！
