patikoのブログ -2ページ目

patikoのブログ

首都圏在住、表向きは おすまし、内心 おちゃらけなアラフィフです。好きなもの、好きなこと。家族や 飼っている文鳥のこと。感じたこと…。気ままに綴っていきます。

皆さまこんにちは

長いご無沙汰でした。お立ち寄り下さった方、フォローして下さる方

本当にありがとうございます😊

何度もブログ書こうと思ったけれど、頭がうまく働かず、書けなくって、

しばらくタブレットも放置したままでした。

 

ずっとウツ状態でした。

毎日生きるために床から這い出し、仕事に行き、

ヘトヘトで1日が暮れてゆく。

掃除や整理整頓が出来なくて、

家の中はエントロピーが増大し、

汚い部屋を、けもの道を歩くように暮らしてました。

 

心優しい娘も、私に愛想をつかし

社会人になると、仕事場の近くに部屋を借り出て行ってしまいました。

 

大学を長く休学している次男は、

こっそり学費を納入したりもしたけど、

もう復学して京都に戻ることもないでしょう。

バイトをしながら、とある資格を目指して勉強しています。

 

子ども達は、苦しみながらも、

とっくに自分の道を目指して歩み出してます。

 

私は以前ちょこっと書いたけど、

職場の子とどうしても合わなくて(C子と呼びます)

 

C子は、以前にも、二人の事務員を

一人は仲違い、一人はいじめて退職に追い込んでんでいる。

私は、彼女より年上で、10年以上もキャリアが上、

深入りしなければ大丈夫だろうと思っていた。

ところが、私の上に二人いた上司が、病気や家庭の事情で

相次いで退職し、C子と二人で病院を回していくことに。

 

いざ、二人で仕事を始めると、ハテナなことが多くなってきた。

私の指示を聞かない、

AかBかと尋ねるから、Aと答えれば、Bをする。

ミスをすれば、すり替える。

間違えたをフォローしても、挨拶もない。

教えても礼どころか返事もしない。

間違えたを指摘すると逆ギレする。

優しく接していたからなめられたのかな。

患者さんや他のスタッフには、あたりが良いけど、

私には顎を上げ、腕を組んで話をする。

 

『あんな人見たことない』

そう言って辞めていった若い事務スタッフの言葉が

身につまされた。

 

でも、そう言って辞めれた人は良い。

たった二人の事務員

私は頑張ってやらなければと思ってきた。

 

彼女は、月に一度会計を担いにやって来る院長の兄にも取り入り、

食事に誘った。

『ぱちこさん、C子さんを悪く言ってはいけないよ

C子さんは、ぱちこさんを心配してますよ』と。

何? 晴天の霹靂だった。

院長の兄にそんなこと言われるなんて。

私だって、たった二人の事務員、協力してやっていくのは

肝にめいじている。

こちらが穏やかに接していても、

態度が悪く、しかも、

私が受けた患者さんの保険証を隠したり、

厚生局に出す書類を、汚したり、

中学生女子みたいな嫌がらせしてくるのはC子のほう。

 

しかも、患者さんには、ぶりぶりなくらいの態度で、

院長のウケも良い。

患者さんも、C子を院長夫人だと思う人も多く、

C子はますますつけあがり

私は、身も心も置き場がなくなった。

 

気にしなければよい?

 

毎日サシでC子といるのは私だけ

毎日凄い違和感を感じて、

気がついたら頭の中がC子でいっぱいになってしまった。

何をしても、どこにいても、寝ても、夢の中でも、

美味しいものを食べても、C子のことしか考えられなくなった。

全てがC子につながり、家族の前でもC子のことばかり

 

 

子ども達の喜びにも苦しみにも寄り添えなくなってしまった。

 

介護施設に入っている母が、

自分の汚物を口にしたと連絡を受けたときも、

何の感情も無く、電話を置いた瞬間C子のことを考えていた。

 

こんなじゃダメだ

でも堂々巡りで、

苦しくて苦しく苦しくて

何をしても、C子の幻影から逃れられなかった。

不眠と偏頭痛と胃潰瘍にもなった。

 

実家に帰ろうか。

 

でも、このままC子の前から去ったところで、

もはやC子の幻影から逃れられる気がしなかった。

 

それに、パートとはいえ、20年も働いてきた仕事、

保険請求の日と重なれば、子ども達の学校行事にも参加出来なかった。

子ども達の受験の日も、しっかりねと送り出してあげることも出来なかった。

こんなに頑張ってやってきて、私の人生に急に現れた女にかき乱され、

そして仕事を辞めるなんて、

私も、我慢を強いてきた子ども達もあんまりにもかわいそう。

 

怪しい占いサイトに10万円近く課金したりもしました。

(ウソだとわかっていても、止められないのですよ、

 病んでいる時って)

 

現状を変えたかった。

誰かに救い出して欲しかった。

 

病気や借金などの苦しみでない

私の苦しみなんて甘えと言えるかも

 

でも、心を病むって、本当にしんどいのです。

 

苦しみながら、

友人に泣きごとを聞いて貰い、時に泣きながら帰路についたりも、

 

漢方薬局で、渡辺オイスターを勧めて頂き、

フラワーセッションというカウンセリングを受けました。

 

  *

 

ここで少し話がそれます。

次男が京都の大学を目指すきっかけになった理由の一つが、

森見登美彦さんの 四畳半神話体系 という小説

後に私は、夜は短し歩けよ乙女 という小説を手に取りました。

そこには、息子も京都で送ったかも知れない青春が散りばめられていて、

もどかしいような切なさを感じながらも、

森見登美彦さんの小説に魅せられました。

特に好きなのは、京都は人と狸と天狗が回しているというキテレツ小説

有頂天家族

曰く、六角堂のヘソ石様は狸が化けているとはよく知られた事実である云々

曰く、面白いことは良きかな

皆さんも、お時間あったら是非お読みください

 

  *

 

渡辺オイスターでぐっすり眠ることを思い出しました。

フラワーセッションで気持ちの持ち方を教えて頂きました。

そして、久々に尋ねた京都で、四条で自転車を借り

飛び出した京の町で、たまたま折れた角が六角堂通

思わずして行き当たった六角堂

そこでくしくもヘソ石様を拝見させて頂きました。

赤い紅葉をひとひら纏ったヘソ石様

あなた狸なの!

そんなふうに思ったらなんだか楽しくなってしまった。

そう、曰く面白いことは良きかな

 

時間調整で立ち寄った本屋で手にした

『ほどよく忘れて生きていく(藤井英子)』で考え方を得て、

尋ねた漢方薬局で、お花は心を明るくしますよと

シクラメンを頂き、

息子が買ってきてくれた『こうぺんちゃん展』のチケット

銀座松屋で、いくらでも溢れる肯定と優しさに満ちた穏やかな空間に身をおき、

井上芳雄さんの、『瑠璃色の地球』に癒され、

 

それらがパズルのパーツがピタリと揃うように

私の曇り空は取り払われ

嘘みたく私は長いながいトンネルを抜けることが出来ました!

 

C子と働く毎日は変わらないけれど、

もう私は負けない

何も気にしない!

 

私には私の人生がある。

私の歩いて来た道もある。

心配してくれていた子ども達、友人。

食べることは大事だよ、いつも夕方には帰ってきて

美味しい夕飯を作り続けてくれた次男。

私には、いくらでも近くに大事なものがあるのに

何を惑わされていたのだろう。

 

そして、面白いことは良きかな

 

今あることに感謝して、

毎日を大切に、面白く、楽しく生きて行こう。

 

働くことが避けられないのが私の人生なのなら、

よく働き、そしてよく遊ぼう!

 

面白きこと、楽しきことは良きかな

 

ここまで読んでん下さった方

本当にありがとうございます。

また、ゆっくり皆さまのブログにお邪魔させて頂きますね。

どうぞよろしくお願いいたします(^^)