アメリカ旅行にて、帰国前日に

PCR検査を受け陽性判明。

判明後、帰国出来たのは実に2週間後であった。

正直に感想を述べる

 

【不安だったこと】

無事帰国出来るのか

①療養後の再PCR検査で陽性の場合

→領事レター発行という最後の手段の

   手筈を整えて、ようやく安心した。

   揃えるべき資料、発行までに必要な日数は

   国ごと、領事館ごとに異なる。

   それらリストがWebで検索出来れば、

   双方がもっと楽ではないかと思う。

 

②陰性証明があるのにUNITED航空が

   搭乗手続をさせてくれなかった。

→これは前回のブログに詳しく記載した

 

・保険はちゃんとおりるのか

 アメリカ滞在中から保険が承認されるまで

 長い間、不安がつきまとった。

 もし承認されなかったらかなりの出費だ。 

 

 結果として、保険がおりたので良いだろう

 思われるかもしれない。

 だが、問い合わせした時の不快な思いは

 忘れられない。

 膨大な国、日々変わる条件の元、

 正しい情報を持って対応する

 スタッフばかりでないことを思い知らされた。

 

 補償してくれる条件(受診や必要な資料など)

 を文書またはWebなど目に見える形で

 確実に提示してくれたら、

 準備する側としても努力が出来るのに

 その提示が口頭で中途半端な回答だと長期間

 不安と保険会社への不信感だけがつのった。

 

 もし、コロナ対策として保険会社を

 選ぶ基準を探されているのであれば、

 補償内容や金額だけで検討するのでなく、

 保険請求に必要な資料や条件を

 明確に提示してくれる会社、そして

 回復証明書を発行してくれる病院を

 紹介してくれるかどうかを、

 保険会社に是非確認して欲しい。

 

 我が家が損保ジャパン海外旅行OFF

 の日本の医療紹介部署へ問い合わせした時は

 「病気やケガの診療でないため、

 回復証明のための医師は紹介できない

 そもそも具合が悪ければ対面なので

 オンライン診療を紹介することは出来ない」

 と言われた。

 病院の斡旋をして貰えるメリットも

 保険会社に期待していたため、

 失望は大きかった。


 そして、もし受診して回復証明書を発行

   した場合の診察料と発行代金は補償対象か?

   高額なので確認すべきだと思う。

 

 

【良かった点】

・言葉の通じる英語圏で良かった

 フライト変更の交渉や

 ホテル延泊などの交渉は

 個人旅行の場合、全て自力となるため。


・会社を休まず業務を続けられて良かった。

 テレワークが潤滑に行える環境のホテルを

 選ぶことが大切。

 (併せて契約した保険会社が補償する

      ホテルのグレード星幾つか?も確認すべき)

 また、万が一に備え、PCだけでなく

 大ディスプレイにつなげるケーブルや

 マイク、イヤホンなども持参して正解だった。

 ホテルでの自主隔離中も連休明け怒涛の仕事を

   こなしたため、1人きりの不安や淋しさを

   感じる暇がなかったのは幸いであった。

 

・多めに食料を持参していて良かった

 パウチのご飯、レトルトの味噌汁、ふりかけ3種

 海苔、サランラップ、調味料などなど

 元々キッチン付きのホテルに宿泊していたため

 ある程度のストックがあった。

 隔離5日分の食料買い出しには、余裕をもって

 準備出来たのが良かった。

 

・カロナール、咳止め、胃腸薬、冷えピタを

 準備しておいて良かった

 ほぼ無症状だったので使わないで済んだが

 受診せずに5日間隔離の場合、対処療法の

 薬が手元にあるのは安心であった。

 

・海外旅行保険をかけていて良かった

 問い合わせ時、最初に対応して下さったのは

 アメリカ在住の担当者ではなく、ヨーロッパ

 から親切に対応して下さった。

   また、保険請求処理担当者様は、

   他部署が求めたわかりづらい証明請求を、

   誠実に訂正、謝罪して下さった。

   お二人には心より感謝している。

 誰もが罹患リスクがある昨今、万が一

 保険がおりなかった場合は

 交通事故にあったぐらいの気持ちで

 出費を覚悟しようと話していたので

 保険がおりたときは、ホッとした。

 

・重症化せずに無事に帰国してくれて良かった

 なにしろ、これが一番である。

 

以上、これが我が家のコロナ顛末記である。

陰性証明書ありきのルールの元でも、

再度海外旅行へ行きたいと思うか?

と尋ねられたら、間違いなくYESと答える。

ただ、それには予防接種で重症化しない、

海外旅行保険に入る、テレワークで

仕事に支障がない、と言う条件の元だ。


もし我が家と同じく海外旅行中にコロナになり

不安に思っていらっしゃる人や

これから渡航を検討されていらっしゃる人に

少しでも参考になる事があれば幸い、

その一心で正直に綴ったものである。

それ以上の邪念は一切ない。

 

いつか、この記事を読み返した時に

そんな事もあったと思い出せるように

心情も事細かに記載した。

個人的な感情で読みずらい点はご容赦頂きたい。


最後に、我が家のコロナ騒動に

真摯に対応して下さった各方面の

担当者様に心よりお礼申し上げます。

そして、この長文ブログを

ご覧くださった皆様ありがとうございました

 

コロナが終息し以前と同じように

気軽に海外へ出掛けられる日が

一日も早く訪れますように

 

===

この体験記は2022年6月のものである。

個人的な意見、体験であり、

責任は負いかねるため

各最新情報はご自身で確認して欲しい。

また、自己防衛のため、個人情報等は

何点か敢えて変更して記載する事をご理解頂きたい。