◆気温の変化に注意しましょう
急に秋らしい気候になってきました。
ワンちゃん・猫ちゃんの身体の変化に注意しましょう。
これから寒くなってくると
猫ちゃんは下部尿路疾患が増えてきます。
いわゆる膀胱炎の症状が見られます。
冬場は水分摂取が落ちることで
尿が濃くなり尿路結石ができやすくなることが
下部尿路疾患の原因になりやすいです。
今から水分摂取量を増やすために
ウェットフードを増やしたり、
トイレの設置数を増やすなど
下部尿路疾患が起きにくい環境を
整えましょう。
※持病がある子はかかりつけ医とご相談ください。
ワンちゃんは季節の変わり目で
下痢や嘔吐など消化器の問題が多くなる時期です。
便の様子に変化や嘔吐がないかよく観察しましょう。
また不意に暑い日もあるので
引き続き熱中症には注意が必要です。
◆マダニにご用心
涼しくなってきたことで
ワンちゃんはお出かけの機会が増えると思います。
しかし自然の多いところではマダニの活動も活発です。
ついに東京都でもマダニが媒介する
重症熱性血小板減少症(SFTS)が飼い犬で報告されました。
人にも動物にも危険な病気です。
犬や猫においてマダニの駆除薬のみで
完全に防げるというエビデンスは現在ありません。
自然の多い環境での屋外活動は
人も含めて十分に気をつけるようにしましょう。
SFTS伝播に野鳥の関与の可能性が指摘されています。
そのため都市部でも公園や河川敷は注意が必要です。
マダニが付着しやすい
顔、目の縁、耳、おなか、足の指の間、足の付け根、背中を
重点的に確認することと、
身体に付着している吸血前のマダニの除去に有効とされる
ブラッシングをおでかけ後や散歩後に行うと対策になります。
※吸血前は思いのほか小さいです。吸血後はほくろのようになります。
◆HPの情報更新
HPに不具合があったので修正がてら情報の更新や
新しい記事の掲載を行っています。
休診日の情報なども掲載しているので
ぜひご確認ください。