花森安治さん。

1948年に雑誌「暮らしの手帳」を創刊。

編集長として企画取材執筆から、誌面のデザイン表紙画や装丁に至るまで自ら手がけた。

そんな彼が1948年から亡くなる1976年までに発信した言葉が詩のように綴られたエッセイ本です。

まず驚くのがこれがそんな前の言葉とは思えないほど【今】を語っていること。

彼の提起しているさまざまな心配と言うか問題点はゆっくり、止まることなく、その傷口を広げてきたのだと思いました。

当時では想像もできない現在ですが、人というのは案外変わらなくて、人の得る情報源がマスコミ媒体からネットに変わっただけ。

情報を盲信したり流されないで自分で考え判断するのは最も必要だけどとても難しく大変なことかなと思います。