我がつぶり(頭)置きたる母のまるこい手「痛いの痛いの飛んでいけ」

 

  呼ばれたる如くに母や姉たちを思へばじわり涙あふれ来

 

  蟻穴をいでてそそくさ走り出すルールの有るか次からつぎへ

 

俳句と短歌、似ているようで全く別物の気がします。

二年前俳句を始めるまで結構長く短歌を詠んでいて、長く師事していた先生がホント突然亡くなられ、拠り所を失くした私は全く書けなくなってしまったんですよね。

短歌を書かなくなって直ぐ俳句と言う訳ではなくて、十年近いブランク、何も書かない時期があり、後期高齢者に目出度く到達したことを切っ掛けに俳句でも、なんて軽い気持ちで始めました。

それがここ数日妙に短歌を詠みたくなって、思いを綴れることに安らいでいます。

 

夫々ですよね~~~。

 

 

鷹鳩や原色映える旅チラシ

 

濯ぎ水ずつと緑にほうれん草

俳句は出した瞬間から詠み手のものだそうです。