腕くみて傘もささずに息白し

 

けふも雪被災地未だ停電と

 

六畳に家族集まる置炬燵

 

歯応えの手強き海鼠ふつと溶け

 

テレビ前ふて寝する孫日脚伸ぶ

 

一句目は買い物帰りに見た風景。

若い二人が小雨の残る道を腕を組みながら楽しそうに歩いていました。

いいな~なんてちょっぴり若さが羨ましかったです(^_^)

 

暖房の効いた部屋で本を読んだりパソコンしたり、当たり前のように思っていたのにそれがどんなに貴重でありがたい環境なのかと思う日々です。

被災から三週間、いまだに断水、停電が続き、それどころか道路の寸断で孤立状態で命の危機にさらされている人も多い。

早い復興を願うのみです!!

 

三句目は子供の頃の思い出。

降り炬燵の中に練炭火鉢を入れ狭い部屋で七人くらいがくっついて座っていました(●^o^●)

 

酢海鼠が大好きでコリコリ噛んでいるうちにふっと溶ける感覚が面白くて幾つも食べていました。

 

最後の句は、十年くらい前の登校拒否中の孫のこと。

当時はどうなるかと思いましたが、回り道しながらもそれなりに暮らしています。

彼は彼の人生、生き方で良いと思えて私も少し楽になりました。