母の日には、いつも身に付けるものをプレゼントしていました。
結婚する前には時々お花、カーネーションを渡すくらいの、親不孝娘でした。
経済的にも、夜間の大学に通っていて、月謝とか交通費、その他出費もあり、その他家にも少し入れていたので殆ど余裕がなかった所為もありますが、何より自分の事でいっぱいいっぱいで、人を思いやることが出来なかったです。
それが結婚して子供が生れると、親に対しての気持ちも少しずつ変った気がします。
母は沢山の子供を育て、母が自分のためのものを買いに行くという姿を思いだせない程でした。
子供たちのためにいつも服を再生したり、セーターを編み直したりしている姿しか思い出せません。
私が母にプレゼントをするようになったのは同居していた両親が亡くなって十年くらいしてからです。
母はその頃七十歳位、私も子供の手が離れパートの仕事に出るようになって、少し自由に使えるお金も出来たころです。
今思うと随分地味な柄や色の服を選んでいたなと思うのですが、それでも喜んで身に着けてくれる母の姿に自己満足して良い気になっていました。
感謝の言葉は、私に対する母の思いやりだった気がします。
後母の日にしたことと言えば、姉妹、兄弟みんなで母と一緒に旅行に行った事、
五回くらい、幹事は持ち回りで近くの温泉へ一泊で行きました。
ホント喜んでくれて、私たち、子どもたちも楽しみにしていました。
もう、みんないなくなってしまいました。
残っているのは私と妹だけ、思い出してちょっと泣けます。
