毎日目の回るようなの形容がピッタリの忙しさだった。
しかしどうしても手の足りないときは他の部署の応援も得て何とかやり繰り、それなりに二人体制も(時々転覆しそうになりながらも)軌道に乗り始めたように見えたとき沙織と課長の間でトラブルが起きた。
沙織の三才年上の姉が結婚する事になり挙式をオーストラリアでやる事になったのだ。
そして両親と沙織、それに向こうの家族だけの結婚式を行う事になり金曜日から月曜日までのブライダルツアーで行く事になったのだ。
当然沙織も参加を決め課長に金曜日と月曜日の有給届けを出したのだった。
「結婚式は何曜日なんですか」
「土曜日です」
「だったら金曜日は止むを得ませんが、式が終わったらすぐ帰ってこられるでしょ?月曜日は出勤してください」
「そんな事無理です。私一人だけ帰ってくるなんて出来ません」
「僕は最大譲歩して提案しているんです。本来ならこんな状況の時だから結婚式への参加を控えて欲しいくらいなんです」
「私だって気を使ってるんです。最初は火曜日までの日程だったのをそんなには休めないからと言って短くしてもらったんです。月曜日も空港に着くのが遅い時間だから本当はもう一日休みたいくらいなんですよ」
沙織はそれだけ言うと休暇届を課長の机にドンと置いて席へ戻った。
憮然とした表情の課長を見て、通りかかった営業の男性が「辞めさせる相手が間違ったみたいですね」と私にボソッと耳打ちをした。
しかしどうしても手の足りないときは他の部署の応援も得て何とかやり繰り、それなりに二人体制も(時々転覆しそうになりながらも)軌道に乗り始めたように見えたとき沙織と課長の間でトラブルが起きた。
沙織の三才年上の姉が結婚する事になり挙式をオーストラリアでやる事になったのだ。
そして両親と沙織、それに向こうの家族だけの結婚式を行う事になり金曜日から月曜日までのブライダルツアーで行く事になったのだ。
当然沙織も参加を決め課長に金曜日と月曜日の有給届けを出したのだった。
「結婚式は何曜日なんですか」
「土曜日です」
「だったら金曜日は止むを得ませんが、式が終わったらすぐ帰ってこられるでしょ?月曜日は出勤してください」
「そんな事無理です。私一人だけ帰ってくるなんて出来ません」
「僕は最大譲歩して提案しているんです。本来ならこんな状況の時だから結婚式への参加を控えて欲しいくらいなんです」
「私だって気を使ってるんです。最初は火曜日までの日程だったのをそんなには休めないからと言って短くしてもらったんです。月曜日も空港に着くのが遅い時間だから本当はもう一日休みたいくらいなんですよ」
沙織はそれだけ言うと休暇届を課長の机にドンと置いて席へ戻った。
憮然とした表情の課長を見て、通りかかった営業の男性が「辞めさせる相手が間違ったみたいですね」と私にボソッと耳打ちをした。