突然に私が死んでも泣かんでと娘に言えはいはいという

 誰だって明日の命は判らぬと言いつつ夜毎見る天気予報

 この年令になると色々な別れに遭遇します。身近な人との永久のの別れ、再出発を期しての旅立ちの別れ、気持ちのすれ違いに因る不本意な別れ、そのどれも淋しさに変わりはありません。
 私にしても今取り敢えず元気だから明日も元気でいられるとなんとなく思っている。
 だから娘達のような若い人にとって死はあまり現実的なものではないみたいで、私が時々言う「明日の事はわからないから」というつぶやきには聞く耳は持ってくれないようです。
 当たり前のことでしょう。
 20代や30代の健康な若者にその淋しさを理解して欲しいと思うほうが無理な話なのだと思います。

 でも、本当は大抵の別れは突然来るものだと思い知るようになってきました。