喜びを 哀しみを
分け合いながら 励ましあった仲間達

薄暗い裸電球が
6畳一間のサークル室を
夢だけが財産の男や女たちを
夜更けまで語り合う 熱い議論を
毎日照らし 見つめてた

乱雑に積み上げられた雑誌、チラシ、文庫本
幾多の男女の出合いと別れ
愛し合い、憎しみあった魂
沢山の若者の青春時代を
すべてを包みこんだサークル室

町の中の大学は郊外へと移転され
同好会と名称も変わり
広くて綺麗な部屋になったと聴いた
そこに集う若者たちを
私は全く知らないが
私達の青春の 夢と匂いは建物と
一緒に消えたと 確信した