このブログは、A君に対する「就活の家庭教師」のブログでしたが、
昨日から、B君が加わることになりました。


B君もA君同様、東京の私立大学生です。


どちらも全国的に知名度のある大学ですが
先輩達にはまだ就職が決まっていない人もいるとのこと。
2010年4月の大卒の就職内定率は、65%だそうです。


有名大学でも、この不景気は大変なんですよね。


私はバブル崩壊期の就職氷河期を経験しているんでよくわかる。


私もある程度の大学は出ていましたが、内定を取るのはたいへんでした。
途中で、就職活動をやめようとも考えました。


現在、東京でいうと、早慶上智、ICU、青学、立教、明治、法政、学習院など、
関西でいうと、関西学院、関西、同志社、立命館など
有名私大でも、就職困難者が多数で出ると思います。


A君は、既に上場企業の人事部から声がかかり、今度1対1で会社紹介や面接などが
行われます。・・・コネではないんですよ。自分で切り開いたんです。


「セミナーに行っていればどうにかなるだろう」と思っている学生さん。


そんな就活が一番ヤバイ。


もっと真剣に考えるべきです。

日経新聞の読み方が止まっていました。
今日で3日目ですね。


そう
「どうして土曜日の日経朝刊が重要なのか?」
ということでした。


それは
経営や経営企画、
IR(インベスターリレーションズ:株主に対する広報活動)などに
携わったことがある社会人くらいしかわからないでしょう。

たまたま私がそれを全部やっていたので(やっているので)わかることです。


では、あなたがA上場企業の社長と仮定として、
A上場会社社長の気持ちになって考えてください。


上場している企業には、多くの決まりに束縛されています。
金融商品取引法(旧証券取引法)、各証券取引所の規則、
会計基準規則やそれらに付随するガイドライン・・・。


多くの上場企業が、毎年度、今年度の売上高や利益の予想を発表します。

その予想は、大体が企業内の経営企画というセクションでつくられるのですが
各会社によって精度が違う。また、経済状況(円高や円安、消費者物価指数など)によっても
変動してくる。ですから、売上高と利益の到達予測というものは大変難しい作業なのです。

ですから、はずれることもある。といっても大きくはずれるのではなく、
一度発表したときよりも、年度が進んでいくにつれて、予想数値が何%かずれてくることがわかる。
利益や売上が上向きにずれたときはいい。このときは上方修正といって
世の中発表する。

しかし、その反対の売上や利益が下向きにずれたときは、たいへんです。
「下方修正」を発表しなくてはならない。
そのときは、経営企画担当の役員は、取締役会で袋だだきになっています。(笑)


さあ、その「上方修正」「下方修正」とは発表しなければならないのでしょうか?


残念ながら、企業にとっていいことも悪いことも発表しなければならない。
各証券取引所の規則の中で決まっています。
「経常利益が予想値よりも20%変動する場合は、遅滞無く発表しなければならない」
などどと。

どうしてこんな規則が出来たかというと、つまりは投資家に平等に企業の情報を告知し
投資判断をしてもらうためです。


あなた、A上場企業の社長は、経営企画・IR担当役員から、
経常利益が発表した予想値よりも、円高の営業を受け、半減することを知らされる。

さあ、たいへんです。取引所の規則どおり遅滞無く発表しなければならない。

経常利益が半減すれば、経済紙の記者も取材に来るだろうし、
それよりも、株価が急落する。そして、IR担当部署には株主から苦情が殺到する。
それがまた、株主総会が近ければ大変です。直接、あなた、A上場企業社長が
株主から質問攻めにあって、株主総会も迷走しかねない。

・・・あああ、嫌なことばっかりですね。でも規則は守らなければならない。
   嫌なことは最小限度に抑えたい。株価の急落も最小限度にしたい。


「その時、歴史が変わった」


という某国営放送の番組ではないですが、いつ発表するかです。

A社長、いつ発表しますか? A社長はあなたですよ。
A社長、いつ発表しますか?


アホな部下を持つと、持たないとでは、ここ差が出てくる。


アホ部下は、今すぐに!と進言する。

今、水曜日に午前11時。午後1時に取引所のシステムを通して、全世界発表される。

そうすると、午後の取引から、株価が急落し、
その週も金曜日まで続落の一途をたどる。
会社のIR担当部署には、株主からじゃんじゃかじゃんじゃか電話がかかってくる。
もちろん苦情電話。
経済紙からは、社長の取材を申し込まれ、断りたいけど、断ると何をかかれるかわからない。
・・・・・

となるのです。


アホでない部下をもつと、

今は、水曜日午前11時。

部下は

「数字に間違いがないか再計算をして、もっと詳細な数値を出す時間が必要です。
その作業には、2、3日必要です。ですから、発表は最終的に取締役会で承認を得て、
金曜日の午後4時に発表しましょう」
という。

金曜日の午後4時に下方修正を発表しました。

しかし、今週の株式市場は終わっているので、株価にすぐに影響はでません。

たまたま、お国のお決めになった、祝日を月曜日にずらす、ハッピーマンデーのため、
会社は土曜日から月曜日まで取り合わせは受け付けられません。

また、その下方修正の情報は、金曜日の午後4時に発表したので
日経新聞には、土曜日の朝刊に掲載される。

でも、土曜日の朝刊は比較的読まれる可能性が低い。

アンテナの敏感な株主でも、取引所が閉まっているので、売ろうにも売れない。

苦情電話もかけられない。

そうしているうちに、発表してから、金曜日の取引所がしまって後、土曜日、
日曜日、ハッピーマンデーの月曜日、
この3日と半日で、株主の怒りも多少なりとも収まってくる。

少なくとも、狼狽売りで、「何日続落」「底値見えず」なんて活字は躍らない。


A社長、あなたですよ。
どっちの部下がいいですか?


私は後者をとります。実際、後者をやってきました。


もう、ここまで来ればわかるでしょう。

悪い情報は、金曜日の取引所がしまった後、大体が午後3時以降に発表される。

だから、日経新聞としては、それから一番早い、土曜日の朝刊にその情報を掲載する。


社会人として、いい情報はよく耳にします。

けど、取引先の悪い情報なんて、取引先からわざわざ言い出すわけがありません。
そんなことすると、まかりまちがったら、インサイダー情報の漏洩にもなりかねません。


土曜日の日経朝刊には、企業の嫌な情報がつまっている。

それは、自分自身の勤めている会社にとって悪い情報であるかもしれないし、
競合会社の悪い情報で自分の会社にとってはいい情報かもしれない。
記事の取り方によって大きく違う。


しかし、少なくとも、「日経土曜朝刊」にいろんなドラマがあって、
重要であるかをわかっていただけたでしょうか。


さあ、昨日の続きをお話しましょう。


昨日のブログで




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆さんは、社会的にとてもいい「特権」をもっている。

私もその「特権」がまた欲しい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




と「特権」という言葉が出てきました。




その特権とは、


皆さんが「学生」であることです。





「えっ?、学生に特権があるなんて、実感したことがない!」




と答えを知ってお冠の方もいらっしゃるでしょう。


でも、やはり「学生」という身分は特権なのです。




つまり学生だと「どこでも、入っていける」「どんな人にも会える」のです。




私のように、就職してしまうと、どうしても企業の思惑とが交錯していて

実は、お会いできる人が、学生よりも少なくなるのです。

簡単に会ってくれない。商売に絡んでいるのではないのかと相手は考える。





でも「学生」は違う。商売の思惑とかがない。だから相手も胸襟を開いてくれる。





では、学生の「特権」を利用してどうコネをつくるのか?


日経新聞の土曜日が重要なのかは、ちょっと日を置いてお話しましょう。





なぜならば、マスコミ、広告関連の就活はすでに活発に行われていると思いますので、

マスコミ、広告業界方面への就活をされている皆さんに対して

先に、お話ししましょう。





私は某田舎の出身です。




中学校時代から、共同通信社の某支局に出入りしていたので

将来は新聞記者になりたいと思い、

都会の大学でマスコミュニケーションを専攻する社会学部に入学しました。





大学時代は、新聞などの発行や、

複数の大学間の記事の配信網などを構築、運営していました。

…大学新聞って左翼的なイメージが強いですが、そんなものではありません。普通です。





当時は、インターネットはなく、「パソコン通信」というシステムをニフティが提供していました。

パソコンも、Windows95が世の中に出る
5年も前で、ワードもエクセルもなかったです。


ワープロです。





いまでは、安価なソフトで新聞の紙面を制作することができますが、

当時は写真製版でした。

そんなことを考えると、


5年遅く生まれればもっと楽しいことが大学時代にできたのに、

などとも考えます。





他大学とのつながりも多かったですし、このプロジェクトに関わっていた人は

みんなマスコミ志望だったので、いろんなことを議論しました。





ただ、このプロジェクトのためだけに、事務所も借りていましたので

毎月の運営費用が問題になっていました。





残念なことに、みんな、取材や記事を書きたい「文屋」なので

運営費用をまかなうための費用の工面が大変でした。

要はだれもお金を引っぱってこれないのです。

そう、広告営業ができない。誰もしたくない。





結局は、私が某大学新聞の代表をつとめながら、

このプロジェクトの広告局長も兼ねることになりました。

取材、記事書き、写真取り、大学間配信網プロジェクトの運営、

広告営業まで一手にやっていました。





このとき、はじめて営業を経験しました。もちろん飛び込み営業もです。





いまでも憶えていますが、はじめて広告をご出稿いただいたのが

タワーレコード様でした。





題字横とか題字下といって、

新聞名のすぐ下や横の目に付く一番高い広告枠をご出稿いただきました。

いまはどうかわかりませんが、

当時、タワーレコード様はサブカルチャーを重要視していて

我々のような新しい動きや、ゲイ・レズビアンカルチャーなどにイベントなど、


サブカルチャー関連に協賛されていらっしゃいました。


ですから、私の今の仕事のはじまりは、その時の広告営業だったのです。





その時の仲間たちほとんどが

全国紙や東京キー局、通信社、大手広告会社などへ就職していきました。

ベンチャーキャピタルという金融関連に入ったのは私だけです。(笑)

…また、ベンチャーキャピタルも希望業種でなかったのですが。。。





前置きが長くなりましたが、

特に新聞社やテレビ局、通信社関係は、早くからセミナーなどを開き

いい学生に目をつけていました。いまでもそうでしょう。

これも、一種の「コネ採用」ですよね。





だから新聞社などは、セミナーからの採用枠と、正式(?!)の採用枠と

分かれていると思います。





「コネ」については以前、このブログでもご説明しましたが、


「お父さんがある国会議員と仲良しで、コネがある」とか

「あの会社の役員は親戚の叔父さんが懇意にしているから、コネがある」

など、ごく一部分の人達しか「コネ」はないようですね。





そう、私のような田舎から出てきて、且つ普通の家に育った人間は

「コネ」などない。…親をうらんではいけませんよ。





そこで私は考える。





「コネ」って、どうにか自分自身で作れないものなのか?、と。





「コネ」が無い人は作るしかない。いたって簡単な結論です。





では、どうやって?





皆さんは、社会的にとてもいい「特権」をもっている。

私もその「特権」がまた欲しい。





なんだと思いますかその「特権」って。





その「特権」さえ使えば、役員クラスの「コネ」が出来る可能性が高い。


長い文章になってしまいましたので、続きは明日お話ししましょう。








皆さま、いつもお読みいただいてありがとうございます。


下記の期間、出張のため、ブログの更新ができないと思いますので

ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


11月27日(金)~11月30日(月) 中国(杭州)への出張のため

12月4日(金)~12月9日(水)   ベトナム(ホーチミン・ダナン)への出張のため


以上

本格的に日経新聞の読み方をご説明していきましょう。
前回は「3÷0」のお話でしたね。


これは、新聞を読んでいてわからないことがあれば
徹底的に調べてほしいとの思いで書きました。
また、自分で正しいと思い込んでいること(例:3÷0=0)が
よーく考えると間違った認識で何年でも生きていることを実感してほしかったのです。


では、日経新聞を読む場合、必ず読み逃してはならない曜日の朝刊があります。

一体、何曜日の朝刊でしょうか?


答えは、「土曜日」の朝刊です。


皆さんが就職すると、ほとんどが土日週休2日でしょう。
定期購読していなくて、駅売店で新聞を買っている人は、
土曜日の朝刊を逃してしまう可能性が高い。


では、なぜ、土曜日なのでしょうか?


ワールドビジネスサテライトの日経新聞のコマーシャルは
「よーし、今週も日経読んでがんばろう」と爽やかなイメージですね。
また、働く人達も、
「先週までは営業成績が悪かったけど、今週は日経よんでがんばるぞ!」
などと思って日経をキオスクで買ったりする。


気がつくことは、この2つの例は、「月曜日」のイメージなのです。


けど、月曜日の日経新聞はあまり内容がない。
私個人的には、読まなくてもいいくらいです。


では、月曜日の朝刊とはどのような内容でしょうか?


朝刊の原稿の最終締切は午前1時半くらいです。
つまり、月曜日の紙面は、
日曜日の午前1時半から月曜日の午前1時半までのニュースでつくられる。


さあ、考えましょう。上記の時間帯に、企業は動いているのでしょうか?
日経に載るようなニュースの出せる企業は、お休みなのです。
だから、ネタがない。


よーく、月曜日の日経新聞の朝刊を見てください。
「今週の予定」とか「科学もの」とか「討論会の特集」とか
事前に準備された記事が多いはずです。これを「予定稿」といいます。
速報性のない記事が多いのです。


また、私の口癖の「なぜ?」なのですが、どうしてそうするのか?
40ページをすべてを、経済記事中心でうめるのは大変なのです。
・・・日経さんもご苦労されているんですよ。


他の朝日、読売、毎日などの一般紙は、日曜日の行事などのニュースで
40ページをうめることができる。
酒井法子の記事も社会面2面使ってもかける。


経済紙と一般紙の大きな違いです。


ですから、週の初めだからとがんばって日経を読んでも
目新しいニュースは少ないのです。(私個人的には「無い」といいたい)

「月曜日の日経新聞」についてはご理解いただけたでしょうか。


まだ、答えの「土曜日」については説明していませんね。
その説明は次回のブログでご説明いたします。

皆様、当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

初めてブログを書いているので、ブログのマナーなどを私がまだ理解しておりません。

多くの皆様に「ぺタ」をしていただいて恐縮に存じますが、

どのようにして「ぺタ」をお返しするのかの方法も理解しておりません。

今週土曜日に、A君が来ますので、そのときにブログのマナーや「ぺタ」に

ついて教えてもらう予定です。

これからもよろしくお願い申し上げます。

就活中は皆さん、ネットを使って、リクナビやマイナビにエントリーしているのでしょう。

何件くらいエントリーしたでしょうか?


私のような30代おっさんのときは、ネットエントリーなんてありませんでした。

電話帳みたいな分厚い企業情報がリクルートなどから送られてきて、

エントリー葉書きを1枚1枚書いていました。

300通はゆうに超えていたと思います。

手が痛くなったこと今でも忘れません。


世間で言う「いい大学」の出身でしたけど、バブル崩壊後だったので、

名の知れている企業の求人数は最低で、苦労しました。

当時は、「ベンチャー企業」という言葉も認知度が低く(・・・無かったと同様)

現在のように、すぐにベンチャー企業に就職する人もほとんどいませんでした。

インターンシップなんてもほとんどなかった。


私は希望の業種からは内定はもらえず、

某ベンチャーキャピタルから内定をもらい、就職しました。

・・・希望の業種の件は、日を改めて書きたいと思います。


「ベンチャーキャピタル」という業種も今では認知度が高くなっていますが、

一応、業務内容を説明しておきましょう。


日本には、株式会社が250万社あると言われています。

その中で、上場している会社(東証マザーズとかで株式が売買されている会社)は

3,800社程度です。


そこで、投資家の資金でファンドを組成し、

そのファンドのお金を、将来、上場しそうなベンチャー企業に株式投資をして

上場した際には、その株式を売却して、キャピタルゲイン(株式売買益)を得るという

変わった業種です。


当時はおそらく、ベンチャーキャピタル業に従事していた人は全国で1,000人もいなかったでしょう。

それだけ、ニッチな業界でした。


2社のベンチャーキャピタルの企業情報誌に求人があり、エントリー葉書きを書きました。

そのとき不思議なことに気づいたのです。


当時、ベンチャーキャピタルは、大手3社の独占状態でした。

2社は求人情報があるのに、もう1社がない。どこを探してもない。


不景気なこともあったので、採用自体がないのかとも思ったのですが、

駄目もとで、その残り1社(以下、「B社」という)に

電話で新卒採用について人事部に問い合わせしました。


B社人事部の話では、

「企業情報誌には求人掲載しなかったが、新卒採用はありますので

日程が決まり次第、ご連絡いたします」

とのこと。


就職氷河期。エントリーしても、学閥できられたり、書類選考だけで落とされたり、

第一次面接までたどり着くのが大変でした。

B社からもなかなか連絡がこない。

持ち駒がどんどん少なくなって、焦っているときに

B社から、「採用試験に来てくれ」との電話連絡がはいったのです。


他のベンチャーキャピタルは、3,000人のエントリーがあったともきいていて

書類で落とされていたので

B社からの電話はとても嬉しかった。


結果、内定を頂いたのですが、

あとから人事部に聞くと、東京で50名程度、大阪は6名がエントリーしてきたとのこと。

とても少ない!

採用者数は4名でした。


入社初日、社長と会食する時間があって、次のように聞いたのです。


「どうしてB社は求人情報誌に掲載しなかったのですか?」と。


すると社長は、


「ベンチャーキャピタルで新卒採用しているのは、大手3社しかない。

 本当に、ベンチャーキャピタルに就職したいやつは、

 必ず大手3社を知っているはずだ。

 そして電話でも手紙でも書いて、当社の求人情報を得ようとするはずだ。

 だから、求人情報誌には出さない。


 エントリー葉書きが何百枚、何千枚きても、選考作業が多くなるだけ。

 そんなことしていたら、いい人材を見落としてしまう可能性が高い。

 

 だから、企業情報誌には、あえて求人情報を掲載せず、

 本当に就職したいと接触してきた学生だけを全員面接し、選考した」


なるほど、そうかと、その時やっと求人情報誌に掲載しない理由を知ったのです。


長くなってしまいましたが、

リクナビ、マイナビだけが、求人情報源ではないのです。


求人情報は自分から取っていかないといけないときもあるのです。


A君には、そのことを話して、

リクナビ、マイナビだけでない求人情報の入手を指導しています。





本題に入る前に、皆さんに問題です。


問1. 0÷3=

問2. 3÷0=


さあ、わかりましたか。

この問題は、私が小学3年生のときの夏休みの宿題の中にあったものです。

私は下記のように答えました。










問1. 0÷3=0

問2. 3÷0=わかりません


答え合わせのときに、先生は下記のように「正解」を言いました。


問1. 0÷3=0

問2. 3÷0=0


?????

どうしても問2が理解できない。

先生の答えだと

割られる数(÷の前の数)と割る数(÷の後ろの数)を入れ替えても

答えは同じになる、ということですね。


そしたら

8÷2=4

割られる数と、割る数を入れ替えて

2÷8=4

という解釈になる。2÷8は4にはならない。


やっぱり、おかしいでしょ。

だから、小学3年からずっとこの「3÷0」が気になって狂いそうでした。

誰に聞いても理解できなかったのですが、

中学生になると、「数学」の先生がいた。


おばちゃんの数学の先生でしたが、思い切って

その先生に休み時間に質問をしました。


「先生! 3÷0の答えはなんですか?」


すると先生は黒板にこう書き出した。


3÷1=3

3÷0.1=30

3÷0.01=300

3÷0.001=3000

3÷0.0001=30000

3÷0.00001=300000

     ・

     ・

     ・

3÷0       =


先生はいった。


「もうわかるでしょ。割る数が0に近づけば近づくほど、答えは大きくなっていくよね。

だから、3÷0は、無限大(∞)になる。残念ながら、これは高校数学で学ぶので

憶えておきなさいね」


高校に入学して、本当にこの「3÷0」に出会うことになった。


ひとつは、「微分」で。

もうひとつは、「数学的帰納法」で。


中学の数学の先生の教え方は、まさに「数学的帰納法」だったのです。

微分は中学生では理解できないので、数学的帰納法で教えたのでしょう。

微分であれば


l i m 3

    ―dx=∞ ・・・見にくいことご了承ください。

n→0 x


と計算できる。


「これと日経新聞の読み方がどう関係あるんだ!」


といらいらされている方もいらっしゃるでしょう。

でも、わたしにとっては、日経新聞の読み方だけでなく、

生き方自体もこれが大きく関連するのです。


では、次回から、具体的に日経新聞の読み方に入っていきましょう。


追伸:今までの経験上、

    理系の人でも、3÷0を、0とか3とか答える人が多いんですよ。

    0と答えた東大理Ⅰの人もいました。





私個人的には、読んでも読まなくてもいいと考えていますが

A君には「日経新聞」の読み方をずいぶん前に教えました。

「就職活動には必ず日経」という信仰?もあるみたいですね。。。私も就活のとき信仰していました(笑)


ちょっと時事ネタも書いておきましょう。

特に今年は、政権交代、長引く不景気、イチローの活躍などなど

盛りだくさんの年でした。


就活の面接ではあまり政治ネタの質問はないと思いますが、

やはり今年は政権交代があったので、少し書かせていただきます。


政権交代で、いろいろな問題が噴出してきました。

八ツ場ダムは建設中止になり、

予算の概算要求は過去最大になり、思っていたより予算は削減できなかったり、

景気対策も打つ手がなかったり、

はたまた沖縄の普天間基地問題が振り出しに戻ったり・・・

と、とめどなく挙げることができます。


その中で、沖縄・普天間基地問題について考えていたいみたいと思います。

皆さんご存知の通り、日本における米軍基地の75%が沖縄県に存在しています。

これは、サンフランシスコ平和条約や日米安全保障条約、日米地位協定など

長い年月と条約などで現在に至っています。

米国の核の傘の下で守られていることになっている以上、駐留米軍はなくならないでしょう。

・・・この「守られていることになっている」というのがどうもあやしいのですが。。。


もう何年前だったでしょうか。20年近く前でしょうか。面白い本がベストセラーになりました。


広瀬隆「東京に原発を」です。


原発反対運動が盛んなときで、

国や電力会社は、原発の完璧な安全性を主張して各地に、原子力発電所を建設していきました。

そのとき、ジャーナリストである広瀬隆が「東京に原発を」を出版したのでした。

内容は至極わかりやすく、私流に要約すると


「そんなに安全であれば、東京湾の夢の島に原発をつくったらいいじゃん。」


皆さんはもうこの本を読まなくても、広瀬隆が原発建設に反対の意見をもっている

ジャーナリストであることがお分かりになるでしょう。

だから、「東京に原発を誘致しよう」が面白いのです。


ということは、

「関空に普天間基地を」

「静岡富士山空港に普天間基地を」

「松本空港普天間基地を」

「鳥取空港に普天間基地を」

「これから出来る びわこ空港に普天間基地を」

・・・・

いろいろでてきますね。こんな小さな国土に100近くの空港があるのですし、

米軍も「安全ですよ」といっているのですから、

空港利用率の低いところに移転してはいかがでしょうか。

思いやり予算も、基地対策費も国からがっぽりもらえます。


上記にどうして「鳥取空港」を入れたかというと

最近、鳥取空港に行ったときに、国際線ターミナル内が卓球場になっていて

地元の方がピンポンをしていたからです(笑)


日米同盟が重要であれば、沖縄だけに押し付けるのではなく、

他県でも分担すべきでしょう。でも誰も言わない。

だから、私はいいます。

「静岡富士山空港に普天間基地を!」

「関空に普天間基地を!」

「鳥取空港に普天間基地を!」・・・・・・・・・何個あるかなぁ。


ちょっとブラック過ぎましたかな?!

普天間基地問題は沖縄問題ではないのです。

日本国に住む人々一人一人の問題なのです。