そっとそっと深く茂った夏の葉の陰から
ほら、あの漆黒の瞳が
巻いた黒髪が
透き通る滑らかな白い腕が

時に愛らしい悪戯っ子のように
時に威厳を持つ教師のように
時にたおやかな淑女のように

見る度にくるくると変わる
そんな君の笑顔が表情が
僕を夢中にさせる

どうぞ風が強く吹いて
暫しその足を止めてくれないか?
あの亜麻色の日傘を
こちらに吹き飛ばしてはくれまいか?

僕らをこの夏の陽射しの下
出逢わせてはくれまいか?