亡くなった父の書斎の本を処分する。


年老いた母が言った。


父が亡くなって一年半。

まだ、あの書斎があるから、

父がどこかにいるような気がしてた。



父は本が好きだった。

ワタシは幼少期

いつも父の書斎で空想に耽っていた。




そこには、若かりし日から晩年まで

父の全てがある気がした。




ワタシはポツリと言った。


お父さんがいなくなるみたいで寂しくなるね。。