かつて強く強く祈り続けたこと
神様に私の声は届かなくて…
そんな風に思ってた
そうして長い年月が経っていた
思いもよらない形で
願っていた奇跡はきちんと起きていた
祈りは、ちゃんと届いていた
私の知らないところで…
でも本当に、確実に、願った以上の形で
私がどれだけ泣いただろう
このことを知った時
どれだけ胸が震えただろう
愛した人たちの顔が沢山浮かぶ
でもそれ以上に、自分が愛されていたとわかった
そんな風に永く思ったことも、思えたこともなかった
でも、そうだった
どんな人でも
希望がなく、光が見えずに悲しみばかりだった
そんな時間をすべて塗り替えてくれた
その新しい光が過ぎた時間を変えてくれた
私は憎んだり嘆いたりしてはいけなかった
どんな状況も、辛い時間も、一つ一つの悲しみさえも
意味があった
私に、意味があった