研修先にはいろんな人達がいる
もともとストレスフリーな方
休みの日は切り替えて全部忘れて、すぐ元気になれる
規則正しい生活に憧れていたけれど
研修の目的で来ているからそれも出来ている
(夜勤がないから)
それにしても、日本はこの国はどうなっていくのだろう
超高齢化社会を目前にして思う
今だって施設はぎりぎりだ、人が足りない
長く生きてきて、いろんなことを言う人を見てきた
戦争や貧困や悲しみや怒りや様々なテレビのニュースを見ながら
力強く、時に批判的に、正義について語る人達
その人たちを批判するつもりはないけれど
ほとんどの人達が自分のために生きている
そういう時代に
誰もが少しづづ狂っていて自分勝手に生きなければ、と
そうしなければ負けてしまうと、失ってしまう、と
つまり一人一人がすでに奪い合い戦い傷つけ合う事を
まるで正しいかのように感じている人がこんなに多いこの時代に
誰が正義だろう、誰が間違いだろう
自分が見るものも、聞くことも、感じることも
全部自分自身のこと、世界はその映し出しに過ぎなくて
この世界を変えるには自分自身を変えていくしかない
いろんな国を旅した後で、
この仕事を初めた時、思ったのは
遠く外国に行く必要もなく、すぐ近くに助けを必要としている人達が
沢山いるんだなあってことだった
この国の貧しさは、お金じゃなくて
本当に助けを必要としている人達に、十分な力が注がれていない
この現状そのものに映し出されてる