今日は、現在の仕事とはまったく関係ありませんが、
(新規事業とも関連なし)

研修に行ってきました。

研修の内容は農業とITの融合とのことで
全国的にみても先進的な農業法人の視察および
農業法人の社長の講演ということでした。

対象法人は主に生鮮野菜を作っており、
通常の野菜農家よりどうやって現在の形になったのかって
話でした。

ちなみに昨年度の売上高は15億5千万だそうです。

そこの野菜の特色は、トレーサビリティーです。

いつ、誰が、種をまいて、いつ草を抜き、いつどの農薬をどのくらい使ったのかってことが
野菜の表示の横にQRコードが付いており、
ネットでたどることが可能となっています。

この社長はもともと農家ではなく、
脱サラ後農業を始めたということで、
このトレーサビリティーも実は、原価計算のためだったということでした。

農業は家族経営のどんぶり勘定がほとんどであり、
法人化にあたり原価の計算が必要となってきたため、
ITを利用したとのことでした。

具体的には、誰が(人件費)、どこの種を使い、どの耕作機械で(減価償却費、燃料代)、どの農薬をどのくらい使った、等のデータを作業後、タブレットPC現場で入力するのです。

こうすることにより畑(作物)ごとの原価をはっきりさせ、失敗があればどこが違っていたのか
データでたどれるとのことでした。

そのほかにもいろいろな取り組みをされていたのですが、
そこで感じたことは、旧態依然とした業種に見えても、
相性がよければ、ITは飛躍的な効果をもたらすことでした。

当然、この農業法人も先例がないため手探りでやっており、
たくさんの投資をしてきています。

しかし、実はその飛躍を支えているのは実は社長の
信念や、情熱だってのも改めて感じた日でした。