2018.10.10
一宮保健所主催の「パーキンソン病について」
一宮西病院にて、副院長兼神経内科部長の山口啓二先生の講演をお聞きしました。
身近にこの病気で深刻な症状を抱えておられる方もおられますが「大変だ」という印象しかありませんでした。
具体的な症状の範囲や、副作用も含め投薬の難しさ、最新の治療実態など、学ぶことができました。
どんなことでもそうですが、関わって分かること。関心を持つことの大切さを痛感しました。
① 60歳を越え高齢に向かうにつれ、数百人に1人の割合で併発するこの病気は診療の際、見分けがつきにくく、専門医の判断が重要であり、一般病院の医師との連携が必要であること。
② 患者さん個々に適した薬の選び、症状の変化に応じて薬を変えていくためには、患者さんとの細やかなコミュニケーションが必要です。
しかし、短時間診療を目指す大病院にとって、見えない変化を捉えることの難しさがあるようです。そこで、患者さん本人が、直接関係がないような体調の変化や悩みも含め、箇条書きにして診療の際に主治医に渡すと有効だと話しておられました。
これは、双方のためによいアイデアだと思いました。
難病だからといって遠慮しないで、あきらめずに発信しましょう!
今はリハビリ アプリもインターネットで見れるそうです。
孫に頼んで見せてもらって、お礼に少しでも「動けるようになったよ!」とコミュニケーションをとりましょう。と勧めておられました。