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容疑者Xの献身/東野 圭吾
映画化された推理小説ですね。
推理小説は、もぅ10年以上読んでいません。
なんかねぇ~、面白くなかったんですよ。
当時は、というか、つい数日前までは・・・
でも、ふとしたきっかけ
まぁ、単純な理由なんですが
ドラマ「ガリレオ」が面白かったから。
映画化されて、話題になっていたから。
ならば、一度ぐらい、読んでみてもいいかな?
と思い、本を買ってみました。
しかし、まぁ、本棚に飾られるだけで
しばらくは放置されていました。
読みだしたきっかけは、
通勤時間を利用して本を読むのですが、
読む本がなくなったし、
せっかく、買ったんで読んでみるかと。。。
おもんなかったら、おもんなくてもいいやぁ~。
どうせ通勤時間なんやしと
いう気持ちで読み始めました。
湯川 学は、福山さんのイメージがしみついていて
本を読んでも、そのイメージになっちゃいますね。。。
まぁ、逆に今回は、その方が読みやすかったのかもしれませんネ。
話の序盤に、すでに容疑者がわかった上で
ストーリーが進んでいくのですが
それって、面白いんか?
容疑者がわからんのが、
推理小説の面白さなんでわないの?
と。。。
話の中盤ぐらいで、若干中だるみというか
読んでて、
「う~ん・・・、ちょっとダルイなぁ~・・・」
と思ったりしたのですが
ラスト、50ページぐらいは
時間がたつのを完全に忘れるぐらい
食いつくように、読んでしまいました。
10年振りに読んだ、ミステリー小説。
面白かったですね♪
まさしく「献身」ですね。
そういうトリックだったのね。
そこまでの「献身」「愛」だったのかと
唸らせられました。
最後は、感動でしたね。
物語の構成や、展開力
そしてその時点では裏の部分
後、後半につながる部分を、
随所にちりばめている所なんかは
ウマイなぁと思いました。
東野圭吾ワールドは、こんな感じなのかなぁ?と。
それが分かった上で
再度、読み直したら違った見方ができて
おもしろいかも?
今度、もう一度読んでみよっと。
他の作品も、一度読んでみたいゾ!
さて、次は何を読んでみようかなぁ~???