今日も日勤でした。
今朝、ナースステーションに入って、記録を見て…まず…
がび~ん(>_<)
昨日、受け持ちだった認知症の患者さんが…
手術後の夜中にせん妄を起こしてしまったとの記録。
予測はできたことなので、先輩に助言を受け、
怒られ、怒られながら出来るだけの対策はしてあったのですが…
最後にあたしがドクターにせん妄を起こした場合の
対策を依頼していたのに…詰めが甘過ぎました。
ドクターがせん妄の場合のお薬を指示を入力してくれて
いなかったのです(;_;)
確認ミスで、患者さんにも、夜勤さんにも迷惑をかけて
しまいました。
夜勤さんが当直のドクターに指示を受けて対応して
下さったそうですが、とにかく大変だったようで…
日勤になってからも、やることが多すぎて
全く身動きできない私に代わって、先輩がバタバタと…
申し訳ないやら、申し訳ないやら…
とにかく朝から患者さんのご家族に電話して来てもらって
やっと患者さんは落ちついたけど…
夜、ご家族がいなくなった時のことを考えると
何か対策をしなければ!
カンファレンスです。
うちの病棟は、とにかくカンファレンス!
何かあればカンファレンス。
業務時間の30分・・忙しい時は時間が惜しいと思うこともあるけど
先輩たちの貴重な意見が聴ける大切な機会です。
といっても・・・あたしはこのカンファレンスで
患者さんの情報はわかるけど、どう対策するの?
だから結論は?
すぐセンサー、センサー言わない!!
などなど言い出せばきりがないくらい、怒られる日々です。
っていうか、勉強の毎日ですっていうのが正解ですね![]()
せん妄を起こして、夜眠れなくて一番辛いのは患者さん。
夜中に騒いだり、わめいたりなんて誰もしたくないんです。
入院して、環境が変わって、不安なのも患者さんだし…
主治医に報告して、看護師みんなで話し合った結果…
退院を早めて家に帰ってもらおう。
住み慣れた環境とご主人のそばなら安心して眠れる。
そして、なんとか入院せずに治療をする方法はないか・・・
ドクターにも相談しました。
そのために何ができるか、そのために何が必要かを
考えられるだけ話し合って考えました。
でも・・・先輩からきつい一言。
カンファまでに先生に相談しとかなきゃ・・
看護師は医師の指示のもとにしか動けないので・・・
まずは先生の指示・・・
あーーまた失敗。
そして先輩にまた怒られた・・・![]()
退院が早まる話をしたときに・・
ご家族は「またご迷惑をかけてしまったんですね。」
って落ち込んでおられました。
決して迷惑ではないんです。確かに夜勤は人が少ないし、
せん妄の患者さんが出てくると業務が大変になるのは事実だけど、
それより問題なのは、人が少なくて眠れなくて苦しんでる
患者さん1人に十分に寄り添えないことなんです。
看護師は家族の代わりにはなれないんです。
患者さんはみんな平等。
そりゃ、疾患や必要なケア度に応じて関わり方は異なるかもしれない
けど・・・誰よりも患者さんを思ってくれる家族にはかなわないです。
患者さんが安心するのは家族のそば・・・
そんな家族からはなされて入院するって気持ち的にも
大変なことですよね。
だから、ご家族にもきちんと説明が必要です。
厄介払いされたとか、迷惑をかけたから追い出された。
そんな風には思ってほしくないし、そんな気持ちはないのですから。
何より患者さんの笑顔を最優先に考えた・・その結果なんです。
その思いを伝えなくては・・・
患者さんのことをみんなで一生懸命考えたその結果なんですから。
今日はドクターも一緒に考えて下さいました。
病棟の師長さんも外来の看護師さんも一緒に考えて下さいました。
そして、私が先輩や師長さんやドクターの話や指示を受けながら
動きました。
ドクターの説明にも同席させてもらって・・・
ご家族ともお話をして・・・
患者さんとご主人・・とても素敵なご夫婦なんです。
奥さまは、長年認知症を患っておられます。
「もう20年一緒にやってるんよ。だから、いろんな人に迷惑をかけるし
理解力も悪いし、手術に踏み込めなかったけど、この人(患者さん)が
よくなるならと思って踏み切ったんですけどね」
そう話しながら、ずっと奥さんの手を握っておられました。
待合室におられる患者さんからも「ずっと手を握ってもらえるなんて
うらやましい。素敵なご夫婦ね」って言われてました。
本当にあたしも素敵だなって思いました。
その証拠に、ご主人がそばにいると、奥さんの笑顔がたくさん見られます。
朝、あんなに不安そうな顔をしていた奥さんが、旦那さんのそばで笑顔で
過ごしている・・・。それだけでも素敵なことですよね。
ご主人にはたくさんの思いや、苦労もあったと思いますが、ご主人も
「みんなじゅんぐりなんよね。いつかは僕も誰かのお世話になるんだ
から、今はこの人(患者さん)と一緒に頑張るんだ」って言ってくれました。
朝からご主人に来ていただいたんですが、こちらからの電話を聞いて
慌てて飛び出して、携帯電話も補聴器も全部忘れてきたんですって。
「慌ててきたから、全部忘れてきちゃった」そういって笑顔を見せるご主人も
素敵でした。
家から通いながらでも手術ができるなら・・・
そう言ってくれたご主人の言葉に救われました。
帰り際の患者さんが「家に帰れるの。ありがとう。
今度は、あなたに会うのを楽しみに来るね。」
って笑顔を見せて手を振ってくれました。
あとは残りの手術が成功しますように。
それを祈るだけです。
今日は、いろんなことを学びました。
この患者さん以外にも、術後の痛みで急に怒りだす患者さんがいて・・・
いつもは温和でにこにこ話しかけて下さる患者さんがいきなり怒りだして
びっくりしました。
でも、ここでも先輩、ドクターに相談して・・・患者さんにとっていい方法を
考えて指示してもらいました。
患者さんが「もう楽になった。うそみたいに痛みがなくなった」
って笑顔で言って下さった時には本当にうれしかったです。
まだまだ1人では何もできないけど、先輩に相談しながら
先輩に頼りまくりながらだけど、結果オーライのお手伝いができて
よかったです。
先輩からは「次は言われたことをするんじゃなくて、状況を報告した
後に「自分ではこうしたいんですけど、どうですか?」って自分の
考えたことを相談できるようになるといいね」って言ってもらいました。
そうだなーって思いながら振り返りを聞いていました。
確かに・・・今日は時間がかかる対応が多かったけど、
今日もやっぱり帰りが遅かったけど、それでも学ぶことが
たくさんありました。
そして、何より・・・
患者さんの笑顔がたくさん見られてよかったなーって思いました。
明日は・・・かなり厳しいリーダーが「一緒に全身麻酔のOP後の
ケアをするよ!」って予告してくれました。あーーまた怒られるけど
それ以上にたくさんの学びがあると思うので・・頑張ります。