今日、3月11日(土)は、早稲田大学早稲田キャンパス8号館で高林龍早稲田大学教授の最終講義を聴講いたしました。この最終講義のテーマは「裁判官として17年間、学者として28年間を語る」。
知的財産法の講義は一切なかったのですが、高林先生のお人柄が随所に現れており、この最終講義は良かったですね。
例えば、インドのガンジス河で沐浴する写真はインパクトがありました。ヒンドゥー教ではガンジス河は聖なる河とされていますから、沐浴にさぞかし功徳があったかと存じます。高林龍先生がヒンドゥー教を信仰しているという意味でなく、インド旅行のエピソードになります。
この最終講義には700人以上が出席しており、高林龍先生の人望が伺われます。
小職は早稲田大学卒業生ではないのですが、日本弁理士会の関係で高林龍教授にアレコレお願い申し上げています。例えば、広報センター会誌編集部は高林龍教授に対して月刊パテントの原稿執筆をお願い申し上げています。
また、日本弁理士会として高林龍先生に対して中央知的財産研究所の研究員や外部常議員をお願い申し上げています。
ちなみに、外部常議員は役員の役職です。要するに、高林龍先生は日本弁理士会の役員に就任なさっているのです。昨今、株式会社が社外取締役を迎えることがありますが、外部常議員は社外取締役と同様な役職になります。