10を超える学会の会員になっているのですが、日本認知科学会の会員にもなっています。

 

日本認知科学会には多数の研究会が設けられているのですが、そのうちの一つが多感覚研究会になります。

 

多感覚研究会は、視覚、聴覚、触覚などの感覚が研究対象となっているのですが、心理学,生理学,神経科学,工学,発達などの学際領域という要素もあります。

 

来月、2月23日に日本認知科学会多感覚研究会がオンライン開催されますが、この研究会で「頭部でマイクロ波が音波に変換する原理」について発表いたします。

 

ところで、マイクロ波聴覚効果とは、矩形波のマイクロ波が音として聞こえる現象ですが、この原理は頭部に照射されたマイクロ波が音波に変換し、この音波が骨伝導で聞こえることにあります。

 

要するに、2月23日の学会発表では、マイクロ波聴覚効果の原理を発表することになります。

 

聴覚などの感覚に関する専門家であっても、大多数は「電波は聞こえない」という先入観、偏見、誤解に捕われているのが現状ですので、来月の学会発表は、このような誤解を解消することが目的となります。

 

なお、この研究会の聴講は、日本認知科学会の会員に限定されます。