遥か昔の青春時代をふと思い出したので、ここにメモしておく。

3月に東京大学工学部を卒業して、翌月、4月に東京大学大学院工学部に進学したのだが、その当時、駒込に住んでいた。

山手線駒込駅から歩いて10分前後の場所である。たしか、山手線の外側でなく、内側であり、近所に六義園があった。

大学院1年生になってしばらくして、7月に渡米している。

渡米直前は引っ越しの準備で実に多忙だった。輸送費を考慮するとすべての荷物を米国に輸送するというわけにもいかない。一人暮らしの学生だったこともあり、さほど荷物があるわけでもないが、結局、専門書を中心として米国に発送して、残りの荷物は実家に郵送した。

貧乏学生だったので、2~3日、東京のホテルに泊まって引っ越しの最終準備をするということもできなかった。結局、成田空港から飛行機で米国に離陸する前日に引っ越しをして、夜中に大家さんに鍵を渡した。


当時のことを思い出すと、時間、金銭、人手などに余裕は必要と痛感する。若くて体力があったので、何とか乗り切ったが、それにしても大変だった。

これだけでは何が大変だったか伝わらないかもしれませんが、ここに書ききれないあれやこれや色々あり、大変だったのです。