第2章 直流発電機 2.7 電機子反作用による影響

 

 電験三種では、直流機の電機子反作用について論説問題が出題される事があります。

 

 電機子反作用については、ネットや参考書でも多くの解説が多く出回っているので、暗記してサクッと済ませたい人はそれで良いと思います。

 

 しかし、それを単に暗記するのは辛いという方は、どうしたら良いでしょうか。

 

 電機子反作用の解説の多くは、大よそ次のような概要になっていると思います。

 

【電機子反作用】

 電機子電流の形成する磁界を考慮することで、磁界の分布に偏りが生じ(「偏磁作用」とか、「電気的中性軸」の移動とか表現することもあります)、

 ①整流子片の間の電圧が不均一になる

 ②ブラシの間が短絡する

 ③主磁束が減少する

ことになり、機内で火花が発生したり、起電力が低下するといった不具合をもたらすこと。

 

 これでは、言葉の羅列だけで、その因果が不明確なため、イメージもできず、覚えるの辛いですよね…

 しかも、直流発電機の巻線は複雑な巻き方になっていますので、それと関連付けて電機子反作用を考えるのは容易なことではありません。

 

 そこで、本節では、電機子反作用による上記①~③が、回転子回路(電機子回路)において、どのような状態として示されるのか説明し、火花の発生や起電力の低下が生じるメカニズムを明かしていますので、参考にしてみてください。

 

(その解説は本書に記載されています↓)

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