第5章 同期電動機 5.1 回転磁界
同期電動機や誘導電動機の出題を扱う上で、同期速度Nsの理解は必須です。
同期速度Nsの算出方法が分からないと、問題を解く手がかりが見つからないということも多いと思います。
さて、この同期速度Nsは、電源の周波数fと回転磁界の極数pを用いて、120f/pの形で表されます。
それは何故でしょうか?
本節では、同期速度Nsが120f/pの形で表されることを、三相交流電源の位相変化と、多極の回転磁界の回転角速度[rad/s]の関係性を明らかにして証明しております。
(その解説は本書に記載されています↓)
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