小さい頃、うちはおばあちゃんも居て6人家族だった

おばあちゃんはアルツハイマーで、、その話はまたいずれ書こうと思うのだが、

アルツハイマーでも、昔やったことはよく覚えているので

でっかいすり鉢とすりこぎを用意すると、じょうずにだまこもちを作ってくれるのだった。

だまこもちは秋田の郷土料理。うちはきりたんぽの出汁と一緒、鶏肉と舞茸の基本の出汁があれば、あとは自由に具材が入る。子供の頃はセリが苦手だったので、人参や春菊が入ったりする。

炊飯器でふつうにごはんを炊く。うちは五合。

炊き上がったらすり鉢へ移す。うちに昔からあったすり鉢で、直径40cmはあったと思う。もっとかな。

そこに片栗粉を入れる。てきとうに。

そしておばあちゃんが米を半殺しにする。
半分くらいつぶす、ってこと。

で、おばあちゃんが、手のひらサイズのごはんを手に取ると、こよりの要領で細長くしてから、親指と人差し指を輪っかのようにして、だまこサイズのごはんをぽんぽん出して行く。
わたしたち孫3人は、それをきれいに丸めて、塩水の中に浸けていくのがおしごと。

この塩水に浸けることで煮崩れしなくなる。
何年か前の全国テレビのクイズ番組で、この部分がクイズになってた。
けど同じ秋田でも知らない人がいた。
片栗粉は入れるけど、塩水?笑ってバカにされたこともある自称料理得意なある女性に。

で、塩水からざっとザルに上げて、あとは食べる分を鍋に入れ、温まったら美味しくいただく。

わたしはわざと長めに煮て、さらに器の中で崩して、おじやのようにして食べるシメが大好きでした。

結局崩すんですな。

※あくまで家庭料理、うちの話です