大根1本のなます
コドモの頃からあまり偏食がない方でしたが、「甘いおかず」が苦手で。
おせち料理に入っている「伊達巻」「栗きんとん」「甘露煮系のもの」が、あまり好きではなく。
極め付けは「なます」。甘いは酸クサいはで、「縁起物だから」と無理やり一口だけ食べる「嫌いな食べ物」でした。
たまたまお弁当か?外食かで脇に付いてたなますを、食べてみてそのおいしさに驚いたのが確か2数年前。
あ…甘くないっ!
そう!母は甘党で、つい砂糖をたくさん入れる傾向があります。
私自身がオトナになって嗜好が変わり、酢の物を好むようになったこともあるとは思いますが、今でも実家の酢の物は全般的に、私にとってはかなり甘いのです。
「私はなますが嫌いな人間」と思い込んでた数十年…なんともったいないことをしたのでしょう!
さっそくその年の年末から、なますだけは自宅で作って実家に持っていくことにしました。
母にとっては甘味の足りないなますですが、お正月はちょっと辛抱してもらって
レシピは《COOKPAD》を参照します。もっともたくさんのレシピがあるので、「へー」「ほー」言っている時間が長い上に、どんどん酢を足していくもんで、どなたのレシピ通りにもならない。
そんな中、私の思った通りのレシピを発見しました。
■材料
大根・人参・砂糖・酢=お好み
塩=少々
あぁ!まさにその通りっ!さすがCOOKPADだ。こういうの、あってもイイとニヤニヤしながら、なますをかき混ぜる年末でした。
母は私が帰宅後、残ったなますに砂糖を足していることと思います。
それはそれで全然OKなのですが、来年は母の分の甘いバージョンを別に作ってみようかなと思います。