「 双子だけど水瓶座 」
やあ。
やあ。
今朝、きみが汽車に乗ってやってきたのを見たよ
その後に、3人やってきた。
ふと見ると、
ウサギの頭をした男の子が二人立っていました。
僕たちは船でここに来たんだ。
みんな同じとこに行くのかと思っていたけど、
僕たちだけが ここに来たんだ。
僕たちはね、双子なんだ。
いつも一緒に遊んでたんだ。
もちろん、今も。
ねぇ、きみはリンゴのシールを持ってるかい?
僕たち、ずっと探してるんだけど、
みつからないんだ。
ねぇ、レスギー さんのケーキを食べたかい?
とても優しい気持ちになるよ。
ふうせんのようなんだ。
双子の兄弟は言いたい事を言い終えると、
もう、遠くのリンゴの木の下で眠っていました。
あなた方の世界は水瓶座に入りましたね。
振り向くと、
淡い緑色の光を発したロボットが、
バフバフと煙を吐きながら、
にこにこして立っていました。
あなたはそのロボットの言った事がなんだかよく分からないと思いながら、
そうですか。。水瓶座に。。と、
返事をしますと、
またバフバフと煙を吐きながら、
まぁ、皆さん、じきに分かるでしょう。。
と言いながら、
チラチラと淡い光を発し、
向こうの丘の方へギシギシ歩いて行きました。
私は なんだか、
心の中に、霧のような、泡のような、
なんともハッキリとしないモノを感じました。
私はそれを知っている筈なのに、
それこそが本当の私である筈だと
ハッキリと確信しているのに‥
私は私の周りに起きている事よりも、
私は私の胸の奥の事に向き合わなくてはならない
霧のような、泡のような、
この何とも言えない
もどかしさの奥に意識を向けなくてはならない
ふと、
誰かが私に教えてくれたように感じて、
次の瞬間、
ハッキリ確信に変わりました。
リンゴの木に、
ぼんやりと 優しい光が
差しています。