お菓子のお化け屋敷パーティーQ9-017
私がほとんど眠った状態で浮かんだ映像や言葉を
つらつらと書いた感じです。
こうすれば面白くなるとか、
因果関係、整合性、脈絡なんか全部無視して、
眠りながら、ただ書き連ねただけの物語です。
だからフィクションです✨
グルグルぐるぐるグルグルぐるぐる
ガラスのスティックのようなものを
勢いよく回して空中に渦を作ったかと思うと
沢山の沢山の沢山のチョコレートのオバケ達は
我先に渦の中に入って行っていきました。
そして、一斉にキラキラと輝いたかと思うと
光の渦の反対側からゆっくりとふわふわ漂いながら出てきました。
特別なチョコレートの出来上がりぃい!
赤いベルベットクリームのチョコレート、
ピンクバレットのスパイシーチョコレート、
アンティーク いちごのパイ包み味チョコレート
クラッシュスターを挟んだ白いチョコレート、
アコーディオンレモンのパズルチョコ‥‥
さて、さて、
特別なチョコレートを貰ったら
部屋の奥にある3つの扉の
一番右側の扉を開けて中に入りなさい。
不意に後ろから声をかけられ
振り向きましたが誰も居ません。
気のせいかと思いながら
部屋の奥を見ますと確かに扉が3つありました。
白いチョコレートのオバケは
特別なリボンを掛けた特別な箱の中に沢山の
特別なチョコレートを詰め込んで渡してくれました。
そして「大切なお客様の歌」を歌ってくれました。
あなたは笑顔でお礼を言い、
部屋の奥の3つの扉について尋ねてみましたが、
既にお菓子のオバケ達は
誰一人居なくなってしまい
部屋は しんと静まり返っていました。
パッチワーキュウサギの姿も見えません。
あなたは、
なんだか不思議な気持ちになりましたが
さっき教わった一番右側の扉の前に立ち
ノックしてみました。
返事はなく
ただドアノブだけがピカピカと光っていました。
部屋には他に何もなく
ドアノブだけが星のように光っている‥
と言うより、星そのもののように思えてきて
気がつくとドアノブを握っていました。
くるっと回したような気持ちになったら
もぅ中に入ったようで‥
やぁ、遅かったぢゃないか。
ふと見上げると綺麗な馬の横に
パッチワーキュウサギがニコニコしながら
立っていました。
確かに。でもまぁ、辿り着けて良かった。
綺麗な馬は優しくあなたの頬を
かすめたかと思うと
もぅ、あなたは綺麗な馬に乗っていました。
ニユコスさ。
頭には炎のツノが生え、
背中には桃色の羽がついていました。
長い尻尾は長く風になびいていて
とてもあたたかくて、
優しい気持ちになりました。