筋肉は疲れると硬くなります

同じ姿勢で長時間うつむいた姿勢をしていると首を支える筋肉が働きます。
首から肩甲骨についた筋肉が使われます。
いわゆる肩こりの筋肉と言われる肩甲挙筋や僧帽筋です。
他にも細かい筋肉はありますが、主な筋肉はこの二種類です。
この筋肉は寒い時に肩をすぼめる動きでも使われます。
パソコン作業で腕を浮かした状態や、物を持ち上げたり、かばんを持ったり、
本を持って読んだり、料理をする時も
いろんな作業で使われ続けているといってもいいくらいです。
一緒に腕の筋肉も使われますので、腕を揉むと「腕もこってるんですね~」とよく言われます。
ではどんなしくみでコリを感じるのか?
脳から指令を受けると筋肉が収縮することで体は動き力が発揮されます 。
筋肉のエネルギー源はブドウ糖なのですが、長時間筋肉が使われるとこのブドウ糖が不足してきます。
そこで肝臓に蓄えられているグリコーゲンをブドウ糖に作り変えます。
このときにピルビン酸が発生し、運動の為に酸素不足になっていると乳酸が作られ筋肉疲労が起こるといわれています。
そのほか、筋肉中のカリウム濃度の低下やpHの低下なども関係していると言われています。
乳酸は悪いものって感じがしますが、乳酸は再度肝臓でブドウ糖に変化してエネルギー源になります。
ただ、これは血液の流れがスムーズでないと乳酸はたまったままになります。
こりで筋肉が硬くなっている場合は周りの血液の流れも悪くなりますし、筋肉疲労はとれません。
デスクワークなど動いてないのに筋肉疲労?と思いますが、腕を固定してキーボードを打っていたり、かばんを持っていたり、筋肉は使われています。
筋肉を収縮させたり伸ばしたりしていれば、筋肉の動きで血流もよくなりますが、上記のような姿勢では収縮ばかりで筋肉は硬くなると思われます。
そこで、作業中の合間に収縮し続けた筋肉を伸ばすストレッチが大事だとわかります。
仕事や趣味についつい夢中になり、同じ姿勢を長時間続けてしまいますよね

硬くなってストレッチだけでは。。という方は運動したり、ほぐしてもらったりすることがいいかと思います

血流を促すには体を冷やさないことも大事ですね

昨日今日と天気が悪く

