3月の本 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、年100冊のノルマを達成したので。

重い本を読んでいました。

結果、記録は伸びずに。年111冊となりました。

月に10冊は無理だったか。

では、昨年度の最終結果です。

 

 

「話す力」  阿川佐和子

章が44と小分けになっているので読みやすい。

しかし、絶対父親と檀ふみは出て来るな…。

 

 

「英雄の解剖図巻」  監修:祝田秀全

・トランプの♡のキングはシャルルマーニュ。♦はカエサル。

♣はアレクサンドロス。♠は古代イスラエルのダヴィデ王。

・ジェロニモの本名は「ゴヤスレイ」。眠たがりの意。

・ルイ9世は、国王や工程の中で唯一聖人の称号を貰った人。

この本、後半になるとかなり尻つぼみになった。

英雄はそうは居ないという事かな。

 

 

「『クレムリンの皇女』スヴェトラーナの生涯」  ローズマリー・サリヴァン

・彼女の書いた本で手に入れた財産は、フランク・ロイド・ライトの未亡人に

騙されて奪われた。兎に角、金銭感覚が無いのだ。

・集団農場で、牛一頭持ってるだけで富農扱いとなり、強制収容所送りになる。

・スターリンは母親に「お前はいったい何になったんだい?」と、訊かれて。

「お母さん、皇帝を覚えているだろう?

今は、私が皇帝みたいなのものだよ」と、答えた。

それを聞いて母親は「お前が司祭にならなかったのは本当に残念だよ」と、答えた。

スターリン自身がこの話が大好きだったようだ。

・突然の拉致の時、自宅にある財産全てを没収する。

残された者を誰が助けるかによって、仲間(次の拉致対象)を探す。

彼女のプーチンに対する予見は流石と言えるぐらい当てはまってました。

ロシア人は本当にロシア人しか理解出来ないんだろうな。

最強の独裁者の娘ですから。物凄いですが。

なりたいとはとてもじゃないが思わない。

 

 

「あなたもきっと夢中になるコイン収集の世界」  泰星コイン株式会社

・コインの横のギザギザはニュートンがやり始めたとか。

あまりコインの値段を書かないのはなぜか?

そこが一番知りたかったのに。

 

 

「FBI秘録 上・下」  ティム・ワーナー

・2000年代のFBIの現場事務所はグーグル検索やEメール送信も出来なかった。

見識者から。「あなたの部下は生命維持装置に頼っているのではなく。

既に死んでいるのだ」と、言われた。

・「知識は無知を永遠に支配するだろう。

自らの支配者になろうとする人民は知識の与える力をもって

自らを武装しなくてはならない。」

殆どがフーバーの話だが、そりゃそうだよな。

ルーズベルト以降の歴代大統領が登場します。

 

 

「ウクライナ戦争は世界をどう変えたか」  豊島晋作

・トルーマンは、マッカーサーの原爆使用は止めたが。

アイゼンハワーは、インドのネルー経由で

「これ以上朝鮮戦争が長引くのならば、核の仕様も考える」

と、毛沢東に伝えてくれと頼んだ。

2か月後に休戦協定。これがきっかけかどうかは解りませんが。

やっぱり、独裁者の世界の読み違いかな。

後半のヒトラーに似てきている。

 

 

「池上彰の世界の見方 フランス」  池上彰

・マリー・アントワネットの「パンが無ければケーキを・・」発言。

これはルソーの「告白」に書かれてる、ある王女の話として挙がっていたが。

アントワネットが言った事になってしまった。

このシリーズを読めばかなり世界通になれそうだが。

安易な方法と言うのは何か嫌だな。

けど、この人の本は読みやすくなっている、それは凄いと思う。

 

 

 

と、まあこんな調子。

取りあえずは、後で100冊ノルマの帳尻を合わせれば良いやと言う事で。

重い本を借りています。

後、夏の長編シリーズを何にしようか考えている。

思いつかないと、「資本論」を読むことになりそうだ。それは怖い。