このまま溶けていくんじゃないのか?
で、先月読んだ本です。
「告白(上・中・下)」 ルソー
先月のアウグスティヌスの「告白」に続き、
今回はルソーの告白。
・盲人の国では、片目が王様である。
・私は不幸は、やすやすと忘れる。
けれども過失は忘れられない。
良い感情は一層忘れ難い。
読んで行くとどうもイイ人とは思われない。
まあ、自伝で包み隠さず書いている時点で、
イイ人なのか?
思想とそれを生み出す人の人格は一致しないのね。
マルクスとかと一緒だな。
「全知識の基礎(上・下)」 フィヒテ
もう、何を書いているかさっぱり!
「天皇陵古墳を歩く」 今尾文昭
・続日本紀(709)で、
「都づくりで墳墓を発掘したならば、
放置することなく、埋め戻しなさい。
そして、その時には酒を土地に注いで
魂を慰めなさい。」と書いている。
あんまり歩いていないよな~~。
でも、これ読んでると仁徳天皇陵を
なんかしてたよな、こう言う事は進んで良しと思う。
死んだ人間の安静より、知識を得る方を取る人間です。
「動物のぞき」 幸田文
動物園の類人猿担当をゴリチン(ゴリラ・チンパンジーの略)と言う。
まあ、動物自体は昔から変わらないから。
こう言った昔のエッセイを見ても面白い。
「アホの壁」 筒井康隆
・人に喧嘩を吹っかける奴は孤独な奴。
喧嘩が唯一のコミュニケーションだから。
・リシュリューの「ペンは剣よりも強し」の前には。
「権力の元では」が入る。
完全に間違った仕様になっているよな。
流石に新書に書き方が解ってる人だな。
でも、筒井の本って俺初めて読んだんじゃないかな?
「超バカの壁」 養老孟司
・染色体のXXよりも、XYの方が不完全。
よって、奇形児などは男性の方が多い。
寿命が短いのもこれが一因?
・世界で初めての解剖はイタリアで2体の女性で行われた。
理由は「女性の方がより動物に近い」と、言う理由で。
本当か?
所で、俺「バカの壁」読んだっけ?
多分、ベストセラーだから読んでないだろうな。
「歴史哲学講義(上・下)」 ヘーゲル
・「徳が民主制の基礎である」モンテスキュー。
これが真実なら、今の民主制は偽民主制だな。
・イスラムに進んで服従した都市は全財産の1/10。
武力を使った場合は1/5が取り立てられた。
まあ、今までの哲学本に比べたら読みやすいね。
この頃の本なので、アジアその他に差別心がちらほら。
そこが面白い所。
で、第一部です。
後は基本貰った本を読んでいました。
まあ、正月休みが長かったんで読んでましたね。
インフルエンザA型の時は流石に読めませんでしたが。