12月の本 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、嫌なことだらけは。
忘れるしかない。バードです。

では、12月に読んだ本です。
この月は基本的にリクエスト月間でしたね。
(リ)と、書いているのが図書館にリクエストした本です。


「兵士は戦場で何を見たのか」
「帰還兵はなぜ自殺をするのか」   ディヴィッド・フィンケル (リ)
「~軍隊は感情をコントロールするやり方を教えてくれたか?
自分の目の前で血を流して死んでいく友だちにどう接すればいいか、
軍隊は教えてくれたか?」と、ある兵士。
帰還兵は12種類の薬を処方された、
もうどれが効くのやら?
この2冊を読むといかなる戦争も肯定できない。
でも、やろうとする人が居るのは。
世界の為?国の為?個人の為?
イラク等の海外派遣後自衛隊に少なくとも14人の自殺者が出ている。
増える事だけは間違いないでしょうね。


「陰謀国家アメリカの世界戦争」  スティーブン・ペンティエ (リ)
サウジアラビアは大学を作り、そこで宗教学しか教えなかった。
そうして、役に立たない若者が大量に出来て。
それを対ソ戦のアフガニスタンに送る。
それがムジャヒディンとなり、例の大事件を結果引き起こす。
お山の大将は下が見えていない。
結果軍産複合体が怖ろしく儲ける。


「こんな写真があったのか」  石黒敬章
最初ロンドンから贈られた水飲み場の口はライオン。
それを日本風に竜にした。
それを家庭で使う時に、龍からワンランク落して蛇。
で、蛇口と言う名称が生まれた。
やっぱり昔の写真は面白い。まだオックスフォードかケンブリッジにあるらしい。
西郷ドンは天皇に言われても撮らなかったようなので。
ヤッパリ撮っていないんだろうね。


「文明開化がやってきた」  林大二
明治頃の新聞小説の挿絵や広告からの話。
ただ、女性の絵がほとんど浮世絵風。


「巨大戦艦大和」  NHK取材班 (リ)
パスカル曰く「人間は、もし気が違っていないとしたら。
別の違い方で気が違ってることになりかねないほどに、
必然的に気が違っているものである」
大和でこれだけの上下差別や待遇。
駆逐艦とかだったらどうなんだろう?
一般兵の方が話がリアルで深い。


「赤塚不二夫先生との呑んべえ日記」  しいやみつのり (リ)
昭和の良き時代の話。今だとアウトだろうな。
シャイさをお酒でカバーしていたのかも。


「江戸の発禁本」  井上泰至 (リ)
はずれ・・・。タイトルからも少し外れている。


「酒場図鑑」  文:小寺賢一 イラスト:桑山慧人
タクシー運転手に「美味しいラーメン屋は?」と、訊くのは正解。
呑み屋は「混雑してる店は?人気ある店は?」と、訊くのが正解。
運転してるから飲めないので。
呑み方のルールとか書いていますが。
私ルール違反していますね。何しろ飲めないから。


「新・中華街」  山下清海
浣熊:アライグマ 松鼠:リス
韓国には「日帝が持ち込んだ中で、良かったのは沢庵だけ」と、言う話がある。
文化大革命が終わってで、人と出身地方がかなり変わって。
天安門事件以来でまた少し変わる。


「鳥のフィールドサイン観察ガイド」  箕輪義隆
糞や羽や捨てられた巣、消化できずに口からまた吐き出したもの、
干潟に残る足跡・くちばしの跡等々を観察して鳥を特定する本。
しかし、そこまでは出来ないよな~~~。


当たりは勿論の兵士物の二冊。
もうどうしようもない現実です。
これほんで戦争を肯定することは不可能でしょう。
そういう法律を作ろうとする人は、
普通の気が違ってる人ではない、
一つ上のランクの気の違ってる人でしょう。
もしくは、戦争に行かない人ね。
一般兵は愛国心と言うより、
仲間意識で戦ってる(守ってる)と言った感じでしょうか?
今の日本人に出来るとは思えない。