7月の本 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、近所で花火大会でした。
まあ、音だけ聞いて一発も見ませんでした。
だって、美しさだったら冬の月に敵うわけがない。
人間これに気付いたら一段階上がれます。
そう、ケチに。
毎年言ってるが、打ち上げの数半分以下に減らしてさ。
その分寄付しろよ。打ち上げる先より、寄付する先の方がいっぱいあるよ。
俺なんて、2~3発で飽きちゃうよ。
 
そして、それを宣伝しろ。そうすると他の街も真似するからさ。
市長への直送便で今度意見しよ。
 
花火職人が困る?
大丈夫、今は冬でも打ち上げてるよ。
 
では、先月読んだ本です。
 
 
「加害者は変われるか?」  信田さよ子
途中でどこか読んだ気が・・・。文庫化の前に読んだのかな?
震災時に伏せられたニュースの一つにレイプ事件。
多発していますが。皆言わない、報道しない。
自殺と同じだな。
 
 
「謎解き ヒエロムス・ボス」  小池寿子
あ~~。プラド美術館に行きてぇな~と思わせる一冊。
 
 
「これならわかるアメリカの歴史」  石出法太・石出みどり
東側に入り口を作るのはインディアン(もうこう書きます)の伝統。
エンパイアーステートビル1931年に完成。
しかし、世界恐慌のためオフォスは40年代まで空室だらけだった。
 
 
「麻取や、ガサじゃ!」  高濱良次
覚せい剤は30年前と値段が一緒!
卵と一緒で、物価の優等生だね!
麻薬取締官の自伝。いまやネットも対応しないといけないから。大変だな。
 
 
「寄生虫はつらいよ」  藤田紘一郎
例のサナダムシを体内に飼ってる人の本。
腹の中で一日に20センチ大きくなり。
100万個以上の卵を産む。
働き者だね!そして、成長盛りだねサナダムシ!
 
 
「生物学の『ウソ』と『ホント』」  池田清彦
大人になった海ガメはほぼ無敵。
マッコウクジラですら食べても、
胃液で消火される前に胃壁を食い破るらしい。
屋久島の縄文杉は樹齢三千年前後。
屋久島は6300年前(7300年前説もあり)に火砕流が全島を覆い。
そこで全植物が無くなった。
 
 
「アメリカン・スーパー・ダイエット」  柳田由紀子
太ったヘブランコ(家を壊して病院へ連れ込まれた人)曰く、
「何故太るか解らないと言う人が居るが、私は違う。 I Love Food!
私は食べるから太るんだ」  そりゃそうだ。
アメリカ人ってすごいよな。体重500キロってナンだよ。
ベーコン恐るべし。
 
 
「猫を食った話」  崔龍一
なんか詩的に書いてるな・・・。けど酷い話には違いない。
ハンセン病の隔離施設の話。
 
 
「日本の名字」
自分の名字が500位以内に入っていないとは・・。
もっと面白いかと手に取ったが、役に立たなかったな。
 
 
「友だちリクエストの返事が来ない午後」  小田嶋隆
漫画ワンピースは前期任侠原則だ!には笑った。
仁侠映画の子供版と言う事。大人も見てるけど・・・。
友情・努力・勝利そのまんまだよな。
マーク・トゥエイン曰く、
「友人の果たすべき役割は間違っている時にも味方すること。
正しい時には誰だって味方になってくれる」
なかなか難しいよね。こう言った定型化出来ない所にこそ本のネタ、
話の種が転がってる。
 
 
「面白いほどよくわかる発明の世界史」  監修:中本繁実
多くは戦争に関連してるんだよね。
 
と、まあこんな感じです。
何とかノルマの月10冊はやっていますが。
夏の長編シリーズを何にしようか?
中国四大奇書を読んで。
昨年は千一夜物語を読んだ。
未だに資本論を全部揃えていないのはラッキーだ。
さて?どうしようか?