2月に読んだ本 | 魚のハリセンダンス

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ウソだらけです

どうも、雨が降っています。
大気が少しでも綺麗になりますように。
そうすると、地面が汚くなるわけですが・・・。


では、2月に読んだ本。

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これです。

3週間ぐらいかけて読みました。
「西遊記」1~10 

感想は。
思っていたより面白かったと言うのが正直な所でした。
読む前から知っていた西遊記の知識は。
大昔のマチャアキと、夏目雅子がやっていたTVの奴。
あれはアレンジしていたんだな~と知りました。

どういう所かと言うと・・・。

日本人的に言うと、如来、菩薩等々は失敗などしない。
ほぼ完璧な存在。と言う位置づけと思いますが。
むこうの本場(本場はインドか?)の作品では
よく失敗する。
大体出てくる妖怪は、
天界の人の失敗(寝坊してたり)から
飼っていた動物とかが、地上に降りて、
悪事を働くと言うパターン。

それを孫悟空が退治するが。
「わしの顔に免じて許しておくれ・・・」とか言って
天界に連れて帰るんですね。

これがズ~~~と続く。
2巻から9巻の途中まで、ズ~~と続く。
流石に途中で飽きましたね。

黄金パターンは。
まず山が有る。
三蔵が「何か居そうだね」ブルブル・・。
梧空「任して下さい」
三蔵ノコノコと掴まる。
梧空が妖怪から助ける。
三蔵を助ける時に、天界に援軍や菩薩&如来の力を借りる。
これが何十回と繰り返されるのです!!

三蔵は偉い人と思いますが。
全く進化が無い!!
そして、かなり臆病&無知。
加えて、梧空の言う事は信じずに、
八戒の言う事を信じる。
明らかに、八戒を贔屓にしている!!!
梧空も劇中にそれを指摘する。
沙悟浄は正直居ても居なくても・・・。
三蔵がどう見ても人としてよく出来ていない・・・。
だから、梧空が居ると言えばそれまでか?



TVドラマでやっていたとき、覚えているのは。
和田アキ子がやっていた、鬼子母神。
これが出てこなかった・・・。
ウィキペディアで調べてみると。
大昔の原型のような物には出ていたみたいですね。
まあ、これはどうでもいい。


一番、感銘を受けたのは。

梧空の立場。


三蔵の言う事にはどんな無理難題でも絶対服従!
そして、八戒&悟浄ら弟の前では良い所を見せないといけない。

間違いなく、如来等を除けたら最強のキャラですが。
その姿は将に中間管理職!

サラリーマン金太郎より、こちらの方が余程リアルです。


さて、今度は久方ぶりに図書館にでも行ってきましょうかね。
来月には又新しいシーズンが始まり。
100冊の修行が始まる。
天竺よりは近い。