7・8月の本 ① | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、八月も残り二日。
もうついでに、今日で終わっちゃえばいいのにと思ってるバードです。
今月は毎日更新。
そして、最後は本の項目二連荘。
これでいいでしょう。
では、早速。


「饗宴外交」 西川恵
これは、ハプスブルグ家とか。
欧州歴史での飯食いながら外交の話と思ったら違いました。
現代の歴史での、大統領とか来ますよね?
その時のメニューを出す人の苦労と言いましょうか。
そのワインには実は別の意味が有るんですよとか。
大統領を晩餐会に迎えたとき。
蝦夷松の盆栽を持って来させた。
その蝦夷松は北方領土から昔々取って来た物の末裔。
暗に大統領に北方領土返還に力貸してくれ。
と言うメッセージが有る等々書いています。
思っていたのとは違いましたが。
面白かったです。
天皇の存在を外交のカードと言うことで、
初めてその存在意義を感じた本でした。
しかし、その豪華な料理のメニューは
税金なんだよな・・・と虚しさを感じました。



「世界の楽しい読み方②」 ロム・インターナショナル編
ラップランドの「ラップ」は、古代フィンランド語の「追われた」の意味が有る。
しかし、うちの兄貴は世界地理物ばっかり読んでるな。



「日本人はびっくり!韓国人の日本偽史」 野平俊水
う~~ん、内容覚えていないな~。
産まれてこの方、日本と韓国が仲良くなったと言う記憶が無い。
中国も一緒。
その仲悪さに付け込むのは、三国何処にでも居る。
それを感じるからいつも思う。
「どっちも、どっちだろ?」
確かに、大昔の文化は大陸から半島を経て日本に来ました。
それを、今ヨーロッパでイギリス人言わないだろう?
まあ、それ以前の仲の悪さはあそこにも有るけど。
欧州に行ったら、コチラみたいに醜い事やってるんですかね?
イタリア人がフランス人に「俺たちがフォークを教えてあげた」
とか言うようなものか?違うか。



「お客に言えない『原価』の秘密 丸秘情報取材班編
まあ、なんにしても儲けないとね。
としか、感想に書いていない。
そして、覚えていない・・・。
競輪場で読むとこんなもんだね(笑)



「三国志 曹操伝」 別冊宝島編集部編
こう言うの史書物を読むと。
演技は所詮空想となっちゃいます。
それが日本で発展して、ゲームになる。
ここら辺の知的所有権は中国の方は言わないんですかね?



「サンカの起源」 筒井功
10世紀前半に日本人卑賤観・賤民観が大きく変わった。
どうも仏教の罪穢思想が影響しているらしい。
その時期から、呪術師が零落したそうな。
ボウズが都合悪いひとを消去したわけね。
10年前ぐらいサンカ書籍が大量に出ましたが。
その頃はまだ真偽ごちゃ混ぜでした。
この本にまでなると、かなり元サンカの人達とかにインタビューして。
信用出来るものになっています。
10数年前に読んだものは、
我ながら眉唾物だったからな~~~。
三角寛とか信じられていたからな。



「キリスト 美術にみる生涯」 柳宗玄
ペテロは協会の長となり。
イエスから鍵を渡される。
よって絵でかかれる時は鍵を持っているのは、
常にペテロと思っていい。
とか、欧州に行く前に知っていたら
絵を見る時もっと楽しかったろうな。
まあ、宗教画ばっかりの所もあったし。
しかし、この作者エル・グレコ位しか画家としては載せていないな。
後はフレスコ画、有名写本の絵等で。
所謂有名宗教画を除けたチョイス。
エル・グレコが好きと見た!




と、まあこんな感じで前半戦終わります。
やっぱり思ったほど読んでいないな。
当たりは、一番上の「饗宴外交」ですね。
人から貰ったもので、恐縮ですが。


夏は駄目ですね。
クーラーが無いとこで読んでも駄目。
競輪場みたいになかなか集中できない所で読んでも駄目。
早く秋にならないかな。